Summary

  • フランクフルト長谷部の独占インタビュー
  • 前節バイエルン戦ですねを6針縫うけが
  • 最多出場記録の樹立や今後の目標について語った

アイントラハト・フランクフルトの長谷部誠は3月5日、ブンデスリーガ初の日本人選手で234試合に出場した奥寺康彦氏の最多出場記録を塗り替えた。11日のバイエルン・ミュンヘン戦では相手シュートをゴールラインぎりぎりで防ぐファインプレーを見せたが、その際にすねを6針も縫うけがを負った。チームの順位は6位だが、現在は5連敗中と厳しい状況に置かれている。18日にホームで開催されるハンブルク戦に長谷部は出場できるのかーー。長谷部が当サイトの独占インタビューに応じ、けがやチーム状況、最多出場記録について語った。

――けがの状態と復帰の目途を教えてください。

長谷部 もうトレーニングを始めていますし、今週末の試合に向けて調整しています。

――今週末の試合に出場できそうですか?

長谷部 いけると思います。

――奥寺康彦さんが保持していたブンデスリーガ最多出場記録を塗り替えました。

長谷部 抜いたのは数字上だけです。それ以外の部分では当時は今とは比べものにならないくらい難しく、大変な環境だったと思います。だから、あらためて奥寺さんへの尊敬の念を抱いています。それと同時にこれだけの数字を重ねられたのは周りの方々のサポートがあってのことですし、それに対して感謝しています。

――現在、ブンデスリーガ236試合に出場しています。その中で一番の思い出を挙げてください。

長谷部 たくさんの思い出がありますが、良い思い出といえばやはり、ブンデスリーガで優勝した時ですね。ウォルフスブルクで優勝した試合が一番印象に残っています。その当時はまだ2年目だったので、そんなにすごいことをしたなという感覚はありませんでした。でも10シーズンもやっていると、あの当時はすごいことをやっていたんだなって、今になって感じています。

ブンデスリーガ235試合目となった第23節フライブルク戦後のコメント

――今季のフランクフルトは長い間、連敗がありませんでした。それが第20節のレーバークーゼン戦から5連敗となっています。チームの状況はいかがですか?

長谷部 5連敗なので、良いとは言えないですね。出場停止や負傷者が多くて、前半戦の良い時のようなチーム全員による組織的な守備が欠けていると思います。これから出場停止だった選手やけがをしていた選手が帰ってくるので、シーズンの最後に向けて、上げていきたいなと思います。

――今季からリベロのポジションでプレーしています。

長谷部 リベロとボランチの位置での出場が半分半分ですね。新しいポジションをやることによって、前半戦は非常に良かったと思いますけど、後半戦はチームの結果がついてきていないということで、個人的にももう少し修正しなければいけない。また、相手も研究してきていると思うので、その中でもさらに良くしていかないといけません。

――今季の目標は?

長谷部 チームとしてシーズン始めに勝ち点40をできるだけ早く取るという目標があったので、まずは残りの勝ち点5を早く取りたいと思っています。その後に、欧州カップ戦(CL、EL)の順位を狙える位置まで食い込んでいきたいなと思います。

セットプレーだけでなくPKのキッカーも任されている長谷部は第29節、ブンデスリーガで自身初のPKから得点を挙げた © imago / Sven Simon

――最近、現役引退後は指導者の道へという発言をされていますが。

長谷部 実際はどうなるか分かりませんが、自分の中では監督をやりたいという気持ちがあります。いろんな可能性は自分の中で持っていたいと思います。

――ブンデスリーガでの監督ということですか?

長谷部 こっちで監督のライセンスを取りたいと思っています。

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