リベロの新境地を開拓し、フランクフルトの堅守を支える長谷部 - © © imago / Jan Huebner
リベロの新境地を開拓し、フランクフルトの堅守を支える長谷部 - © © imago / Jan Huebner
ブンデスリーガ

チームを結束させる“万能接着剤”

アイントラハト・フランクフルトの長谷部誠はニコ・コバチ監督から与えられた試練を難なくこなし、高いプロ精神と戦術面での柔軟性を証明している。

コバチ監督は昨年10月に行われたドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)のインゴルシュタット戦で長谷部をDFとして起用した。その試験的な起用法がうまくはまったことで、ブンデスリーガでも直後のメンヘングラートバッハ戦(ボルシアMG)戦から3バックを採用。この戦術変更がチーム状態を好転させた。

フランクフルトはボルシアMG戦以降、リーグ戦で6つのクリーンシートを達成。第19節終了時点でチーム総失点はわずか15と鉄壁の守備を見せている。総得点こそ25と物足りないが、それでも10勝5分け4敗と確実に勝ち点を積み上げて3位をキープ。 高い守備力を武器に躍進を続けている。

日本代表のキャプテンを務める長谷部は、2009年にウォルフスブルクでブンデスリーガ制覇を経験。フランクフルトでは2014年の加入以来、わずか5試合しかリーグ戦を欠場していない。ブンデスリーガ通算出場数でも日本人最多記録(234試合)まであと3試合。豊富な経験と高い戦術理解を誇る長谷部が最終ラインに加わったことで、フランクフルトの守備は圧倒的に強度を増した。

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