Summary

  • バイエルンのハメスが圧巻の先発デビュー
  • アウクスブルクが序盤のサプライズチームに
  • 首位快走のドルトムントがレコードラッシュ

完璧な先発デビューを飾ったハメス・ロドリゲスの活躍で王者バイエルン・ミュンヘン2位に浮上。今季初先発の香川真司は先制点を挙げて日本人選手の歴代得点ランキングトップに踊り出た。首位ドルトムントの後を追うチームの中にはハノーファーアウクスブルクといった予想外の顔触れもあり、ブンデスリーガは早くも混戦模様。第5節のトピックス5つを紹介する。

1)ハメス!ハメス!!ハメス!!!

バイエルンのハメス・ロドリゲスがシャルケ戦でド派手な先発デビューを飾った。25分にPKを獲得してロベルト・レバンドフスキの先制点につなげると、29分には自ら移籍後初ゴールをマーク。75分には芸術的な浮き球のパスでアルトゥーロ・ビダルの得点をアシストし、3ー0のアウェー勝利に貢献した。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、「チーム全員が非常に高いパフォーマンスをしてくれたので、一人だけ持ち上げるのは難しい」とコメント。それでも「ハメスは非常に良かった。まだ100%の状態にはない中でチームプレーに徹し、味方との連係もうまくいっていた」と全3ゴールに絡んだ勝利の立役者に賛辞を送っていた。

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2)降格候補の汚名返上。アウクスブルクが好調をキープ

開幕前には降格候補として当然のように名前を挙げられていたアウクスブルクが、第5節を終えて3勝1分け1敗の5位と大健闘を見せている。今節はライプツィヒ相手に開始4分に挙げた1点を守り切って3連勝を達成。マヌエル・バウム監督は、「勝利に値するいい試合をしてくれた。2点目を取って早い段階に勝負を決められれば良かったが、選手たちの献身的な戦いは見ていて楽しかった」と、予想を覆す快進撃を続けるチームを称えた。

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3)ドルトムントの記録ラッシュに香川も乗った!

ドルトムントがハンブルガーSVを3ー0で下し、首位をがっちりキープした。5試合連続のクリーンシートはクラブ史上初の快挙。ペーター・ボス監督は初陣から5試合連続無失点で乗り切ったブンデスリーガ史上初の指揮官となった。また、今季リーグ戦初先発で先制ゴールを挙げた香川真司は、ブンデスリーガでの通算ゴール数を「37」に伸ばし、シュトゥットガルトマインツでプレーした岡崎慎司(レスター/イングランド)と並んで日本人選手の歴代最多得点者となった。

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4)ハノーファーの無傷街道はまだ続く

昇格組のハノーファーがドルトムントに負けず劣らずの好調を維持している。フライブルク戦では終盤に追いつかれたものの敵地で勝ち点「1」を獲得。第5節終了時点で勝ち点「11」はクラブ史上最高成績だ。好調なチームを支えているのがストライカーのマーティン・ハーニクだ。フライブルク戦では3試合連続となる今季4点目を挙げて勝ち点獲得に貢献した。今年3月にアンドレ・ブライテンライター監督が就任して以降、チームはいまだ負け知らず。この勢いはまだまだ衰えそうにない。

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5)シュミット監督がまずまずの船出

今季最初の指揮官交代に踏み切ったウォルフスブルクが、新体制での初陣を1ー1のドローで乗り切った。クラブは9月18日にアンドリース・ヨンカー監督を解任し、昨季までマインツを率いていたマーティン・シュミットを新監督に招聘。後半に追いつかれて今季2勝目はならなかったものの、「ハーフタイムまではやりたいサッカーができていた。後半の立ち上がりにコントロールを失ってしまったが、チームの士気という部分で勝ち点1を取れたのは良かった」と、新監督はまずまずの手応えをつかんだようだ。

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