Summary

  • マインツの20歳のGKが堂々のブンデスリーガデビュー
  • フランクフルトが欧州チャンピオンズリーグ出場圏内をキープ
  • ドルトムントのロイスがブンデスリーガ“完全制覇”

マインツの若きGKフローリアン・ミュラーがブンデスリーガデビュー戦で好セーブを連発し、チームに貴重な勝ち点1をもたらした。ライプツィヒドルトムントの注目対決ではマーコ・ロイスがブンデスリーガ“完全制覇”となるゴールを記録。前節黒星のアイントラハト・フランクフルトはしっかりと勝利を収め、またしても連敗回避に成功した。第25節を5つのトピックスで振り返る。

1)“第3の男”が圧巻のブンデスリーガデビュー

残留を争うハンブルガーSVとの直接対決でマインツのゴールマウスを守ったのはレネ・アードラーでもなくロビン・ツェントナーでもなく20歳の新鋭フローリアン・ミュラーだった。GK2人がそろって離脱という緊急事態を受けてブンデスリーガデビューを果たしたミュラーは、開始早々の好セーブで勢いに乗ると、スコアレスで迎えた61分にはPKをストップして大ピンチを切り抜けた。今季ブンデスリーガでゴールを守ったGKの中では最年少だが、デビュー戦とは思えない堂々のプレーで勝ち点1を死守。頼もしすぎる第3GKの活躍で、マインツは17位ハンブルクとの勝ち点7差をキープした。

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2)フランクフルト、したたかに4位をキープ

フランクフルトがホームでハノーファーを下し、今季12勝目を挙げた。派手さはなくとも勝利に持ち込むしたたかさは、チームが着実にブンデスリーガの強豪へと成長している証拠。後半戦の8試合で積み上げた勝ち点はリーグ2位の16ポイント。特に本拠地での強さが際立ち、これでホーム4連勝となった。今季一度も連敗がないチームは、今回も前節の敗戦を引きずることなく4位を死守。来季の欧州チャンピオンズリーグ出場も夢物語ではなくなってきた。

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3)ロイスが無敵の完全制覇を達成

ライプツィヒ対ドルトムントの注目の一戦は1ー1の引き分けに終わり、ドルトムントが敵地から勝ち点1を持ち帰った。先制を許す苦しい展開で同点ゴールを決めたのはマーコ・ロイス。ブンデスリーガ18クラブの中で唯一ゴールがなかったライプツィヒ相手にゴールを決め、ロベルト・レバンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)、マリオ・ゴメス(シュトゥットガルト)に続く“完全制覇”を達成した。長期離脱を乗り越えて第22節に戦列復帰を果たしたばかりだが、頼れるエースにブランクは関係なし。ライプツィヒ戦では3試合連続ゴールを決めただけでなく、チーム最多の37回のスプリントを記録。チームのシュート4本のうち2本を放つなど一人気を吐いた。

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4)39歳のピサロが史上4番目の年長ゴール

ケルンがシュトゥットガルト相手に2ー3の逆転負けを喫し、最下位脱出の絶好の機会を逃した。しかし、手痛い敗戦の一方でベテランFWクラウディオ・ピサロが歴史的なゴールを記録。39歳での得点はブンデスリーガ史上4番目の年長記録となった。外国籍選手のブンデスリーガ最多得点者でもあるピサロは通算ゴール数を「192」まで伸ばしている。

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5)ブレーメン、負け覚悟の展開から価値あるドロー

ブレーメンが苦しみながらも敵地で貴重な勝ち点1を手にした。メンヘングラートバッハ(ボルシアMG)との一戦は相手に先制を許した後、オウンゴールを献上して前半終了を待たずして2点のビハインド。しかし、ハーフタイムで悪い流れを断ち切り、59分にトーマス・デラネイが決めて1点差とすると、78分には途中投入のアーロン・ヨハンソンが決めて勝ち点を持ち帰ることに成功した。残留争いからの完全卒業まであと一歩。アウェーまで駆け付けたサポーターはまるで勝ったかのようにチームを称えた。

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