Summary

  • 欧州カップ戦争いは今節も激動
  • ドルトムントのスーパートリオが活躍
  • マインツがアウェーで18戦ぶりの勝利

前節順位を落としたレーバークーゼンシャルケがしっかり勝利して上位に再浮上。ドルトムントは夢のトリオの共演で2位に、アイントラハト・フランクフルトライプツィヒとの上位対決を制して今季初の3位に順位を上げた。残留争いではマインツが苦手のアウェー戦で久々の勝利。マインツを含め、アウェーチームの健闘が光った第23節のトピックスを振り返る。

1)欧州カップ戦をめぐる争いは今節も激動

ともに上位への再浮上を狙うシャルケとホッフェンハイムはホームのシャルケが2ー1で競り勝ち、直接のライバルとの勝ち点差を「6」に広げた。クリスティアン・ハイデルSDは「何が何でも勝つんだという姿勢を見せてくれた」と選手のファイトを称えた。レーバークーゼンはハンブルガーSVに敵地で2ー1の勝利。欧州チャンピオンズリーグ出場圏内の4位に復帰した。勝利の立役者となったのは先制点に加え、カイ・ハフェルツの追加点をアシストしたレオン・ベイリー。終盤に1点を返されて少し冷や汗をかいたが、9試合連続で敵地から勝ち点を持ち帰ることに成功した。

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2)ドルトムントのスーパートリオがコラボ

ドルトムントのサポーターが待ちに待っていた光景がメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)とのアウェー戦でついに実現した。マリオ・ゲッツェ、マーコ・ロイス、アンドレ・シュアレのドイツ代表トリオが2017年1月以来となる同時先発出場を果たし、見事な連係を披露。32分にはゲッツェのロングパスを受けたシュアレがペナルティーエリア左で絶妙なトラップ。ゴール前にクロスを送ると、ロイスがGKの頭上を抜く強烈なシュートを決めてチームに先制点をもたらした。華やかなコラボレーションで3人においしいところを持っていかれたが、この日の殊勲賞はGKロマン・ビュルキ。後半は好セーブを連発し、今季リーグ最多となる11本のシュートを阻止した。敵地で白星を飾ったドルトムントはこれで3連勝。順位を2位まで上げた。

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3)ペーターセンが古巣相手にトリプルハッピー

フライブルクのニールス・ペーターセンにとって、古巣ブレーメンとの一戦はトリプルでうれしい結果となった。24分にPKを決めてチームを勝利に導いただけでなく、これで自己最多タイとなるシーズン11ゴールをマーク。さらにブンデスリーガ通算50ゴールというオマケまでついた。「蹴りたかったけど足がけいれんしていた」との理由で、試合終了間際に得たPKはキッカーの座をヤニック・ハーベラーに譲ったが、それもハードワークをこなした勲章。クリスティアン・シュトライヒ監督は「ベルゼルケル並みの働きぶりだったね」と労をねぎらった。

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4)マインツが苦難続きの遠征を脱出

マインツがヘルタ・ベルリンに2ー0で勝利し、2017年2月以来、実に18試合ぶりとなるアウェー勝利を手にした。前節はホッフェンハイムに2ー4と大敗して3連敗を喫していただけに大きな一勝。キャプテンのシュテファン・ベルは「僕らもまだやれるんだってことを示すことができた」と自信を取り戻した様子だった。この一戦のマッチウィナーは、もちろん2ゴールを挙げたロビン・クアイソン。40分と65分に効果的な2発を決めたストライカーは、「チームに貢献できてうれしい。強いチームにもアウェーで勝てることを見せられた。この勝利はクラブ、選手、ファン、そしてマインツの人々にとって、とても大きい」と勝ち点3の獲得を喜んだ。

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5)フランクフルトが今季初の3位に浮上!

前節の勝利で4位に浮上していたフランクフルトが2位ライプツィヒとの上位対決に2ー1で競り勝ち、今季初の3位に浮上した。これで7位ハノーファーとの勝ち点差は「7」まで広がり、来季の欧州カップ戦出場がグッと現実味を帯びた。フランクルトの好調を支えるのが高い守備力で、今季はここまでリーグで2番目に少ない26失点。後半戦は4勝1分け1敗と、6戦全勝のバイエルンに次ぐ好成績を残している。

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