Summary

  • バチュアイとルックマンが満点デビュー
  • ミュラーが常勝チームならではの記録を樹立
  • 欧州カップ戦争いに好調アウクスブルクも参戦

ドルトムントライプツィヒの新戦力がそれぞれデビュー戦でゴールを記録。首位を快走するバイエルン・ミュンヘンでは、生え抜きのトーマス・ミュラーがスピード記録を達成した。欧州カップ戦の出場権をめぐる争いにも変動があった第21節を5つのトピックスで振り返る。

1)バチュアイが衝撃デビュー

ドルトムントに加入したばかりのミシー・バチュアイが、ケルン戦でいきなり2ゴールを挙げる鮮烈デビューを飾った。バチュアイはアーセナル(イングランド)に移籍したピエールエメリック・オバメヤンの後釜として加入したが、奇しくも2013年のオバメヤン以来となるデビュー戦での複数ゴールを記録。「黄色と黒は1番好きな色」と語る新戦力の活躍にサポーターの期待は急上昇している。

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2)ミュラーがハイペースで通算300勝

首位バイエルン・ミュンヘンは敵地でマインツを下し、後半戦に入って無傷の4連勝。この試合で常勝チームだからこそ可能な記録が誕生した。チーム生え抜きのトーマス・ミュラーが、バイエルンでの公式戦300勝を達成。通算419試合目でのスピード到達となったが、ミュラーはこの419試合で167ゴール150アシストと堂々の数字を残している。バイエルンでの通算得点数はゲルト・ミュラーの552得点、カールハインツ・ルンメニゲの218得点に続くクラブ歴代3位。今後、上位2人にどこまで迫れるか注目だ。

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3)12年半ぶりの英国人ゴール

今節、満点デビューを飾ったのはドルトムントのバチュアイだけではなかった。エバートン(イングランド)からライプツィヒに加入したアデモラ・ルックマンも、メンヘングラートバッハ戦で途中出場から決勝点を挙げ、チームにアウェー戦6試合ぶりの勝利をもたらした。ちなみに、イングランド出身の選手がブンデスリーガでゴールを決めるのは2005年8月のオーウェン・ハーグリーブス以来のことだった。

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4)ブレーメンがついに降格ゾーンを脱出

今季苦戦が続くブレーメンが、スラトコ・ユヌゾビッチの後半アディショナルタイム弾でシャルケに競り勝ち、ついに降格ゾーン(16位以下)からの脱出に成功した。この試合では今冬にフィテッセ(オランダ)から加入し、すぐさま先発に抜擢されたミロト・ラシカがサイドで躍動。「デビューを飾ることができてうれしい。それ以上に勝てて良かった」とデビュー戦での勝利を喜んだ。

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5)欧州カップ戦争いにアウクスブルクも参戦

アウクスブルクアイントラハト・フランクフルトを3ー0で下して7位に浮上した。19分にク・ジャチョルのゴールで先制すると、76分にはミヒャエル・グレゴリッチが加点。さらに89分には今季ユースから昇格したマーコ・リヒター(20)がブンデスリーガ初ゴールを挙げて試合を決めた。今季9ゴール目を挙げたグレゴリッチは、「フランクフルトとどう戦うべきかを理解し、それを実践することができた。順当な勝利だったと思う」と涼しい顔。今後はライプツィヒ(A)、シュトゥットガルト(H)、ドルトムント(A)と厳しい対戦相手が続くが、この連戦で踏みとどまれることができれば欧州カップ戦の出場も現実味を帯びてきそうだ。

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