Summary

  • 王者バイエルンが6連覇に向けて白星発進
  • ハノーファーのヒュルクルークが大逆転劇をもたらすワンマンショー
  • 最下位ケルンはテロッデの劇的な決勝点で今季2勝目

2017/18シーズンのブンデスリーガ後半戦は、首位バイエルン・ミュンヘンの危なげない勝利で幕を開けた。第17節にようやく今季初勝利を挙げたばかりの最下位ケルンは終了間際の劇的なゴールで2連勝。波乱の後半戦を予感させる第18節のトピックス5つを振り返る。

1)バイエルンが100点満点の後半戦スタート

6連覇を目指す王者がレーバークーゼンを3ー1で退け、後半戦初戦を白星で飾った。前半戦はケガに苦しんだフランク・リベリが今季初ゴールを挙げると、1点差で迎えた後半アディショナルタイムにはハメス・ロドリゲスが芸術的なFKを決めて勝利あり。ホッフェンハイムから10年ぶりの古巣復帰を果たしたサンドロ・ワーグナーも途中出場を果たし、バイエルンのは誰もがハッピーな一戦となった。

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2)ヒュルクルークが大逆転を呼び込むハットトリック

30分を回ったところで2点のビハインドを背負っていたハノーファーが、ニクラス・フェルクルークの“完全ハットトリック”で逆転勝利を飾った。33分に“頭”で1点を返すと、38分には“右足”でPKを決めて同点。さらに75分に“左足”で勝ち越しゴールを奪い、たった一人でマインツを片づけた。一躍主役となった24歳のストライカーは、この試合で自己最多の9本のシュートを放ち、ブンデスリーガで初のハットトリックを達成…文字どおりのワンマンショーだった。

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3)7年ぶり復帰のテロッデがケルンを救う

前節にようやくシーズン初勝利を挙げたばかりの最下位ケルンがメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)とのラインダービーを制して2連勝を飾った。前半にセットプレーで先制したものの、69分に追いつかれてからは「何とか勝ち点1を死守」という展開を強いられる。そこでチームを救ったのがウィンターブレーク中にシュトゥットガルトから加入したジモン・テロッデ。アディショナルタイムも6分を回ろうというところで、コンスタンティン・ラウシュのクロスを頭で叩き込んで劇的な勝ち越し点を挙げた。7年ぶりの古巣復帰と同時に大仕事をやってのけたマッチウィナーは、「新しいチームに入るのにこれ以上の形は望めない」と大喜び。待望の連勝で17位ハンブルガーSVとの勝ち点差は「6」に縮まった。

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4)6000人目のブンデスリーガー誕生

第18節のトリとなったドルトムントウォルフスブルクの一戦で、ブンデスリーガに新たな歴史が刻まれた。64分に途中出場を果たしたウォルフスブルクの新戦力レナト・シュテフェンが、ブンデスリーガに出場した通算6000人目のプレーヤーとなった。これまでの6000人の中でゴールを記録しているのは3510人で、その出身地は92カ国。国籍別の得点者数はドイツ人が2181人でトップで、ブラジル人が97人で2位、デンマーク人が85人で3位と続く。また、ゴール数ではドイツ人が3万5015点、次いでブラジル人が1324点、ポーランド人が851点となっている。

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5)DFの得点力が爆発

今節はDFが攻撃面で大活躍した。ベンヤミン・ヒュープナー(ホッフェンハイム)、ロビン・コッホ(フライブルク)、アレクサンダー・ハック(マインツ)、ナルド(シャルケ)、テオドール・ゲーブレセーラシ(ブレーメン)、フレデリク・ソーレンセン(ケルン)、ニクラス・シュターク(ヘルタ・ベルリン)の7人がゴールをマーク。ヒュープナー、ゲーブレセーラシ、ソーレンセンは今季2点目、ナルドに至ってはチーム2番目の今季4得点目だった。多くのDFが敵陣のゴール前で輝く中、ただ一人例外となったのがシュタークだ。シュトゥットガルト戦で痛恨のオウンゴールを献上し、チームも手痛い黒星を喫した。

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