Summary

  • ケルンが待望の今季初勝利
  • 最後の1秒までドラマチックな展開が目白押し
  • 2番手集団は大混戦のまま2018年へ

前半戦のラストを飾るにふさわしい展開が目白押しとなった第17節。最下位のケルンがついにシーズン初勝利を挙げ、首位バイエルン・ミュンヘンはいつものように“らしい”勝利で1年を締めくくった。一方の2番手争いはリーグの半数以上のチームを巻き込んだ大混戦に。2017年最後のブンデスリーガを5つのトピックスで振り返る。

1)ケルン、復活への第一歩

勝利を待ちわびていたケルンサポーターにひと足早いクリスマスプレゼントが届いた。ウォルフスブルクを相手に1ー0で逃げ切って待望の今季初勝利。まだ息は絶えていないことをアピールした。再三の好セーブで勝ち点3を死守した守護神のティモ・ホーンは「タイムアップの笛を聞いた時はものすごくホッとした」と大きな重圧から解放されたことに安堵の表情。ただ、17位ハンブルガーSVとの勝ち点差はいまだ「9」。年明け以降も生き残りを懸けた厳しい戦いは続く。

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2)新監督の下で2連勝

ペーター・シュテーガー新監督率いるドルトムントが、ホッフェンハイムとの注目の一戦を制して2連勝を飾った。1点ビハインドで後半へと折り返したが、63分にピエールエメリック・オバメヤンのPKで同点に追いつくと、89分にクリスティアン・プリシッチが勝ち越しゴールを決めて逆転勝利。新監督は初陣のマインツ戦と同じ先発メンバーを送り出して2連勝。チームは復調へ向かって歩み始めた。

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3)2017年、最後の1秒まで興奮をありがとう!

前半戦最後の試合となった今節は、各会場でハラハラドキドキの展開が目白押しとなった。アウクスブルクフライブルクではアウクスブルクが終了間際にアルフレズ・フィンボガソンの2ゴールで2点差を追いつき、ブレーメン対マインツではマインツのファビアン・フライが93分に値千金の同点弾。さらに、シャルケアイントラハト・フランクフルトではシャルケが95分のナルドのゴールで追いつき、ドルトムントとの“ルールダービー”を再現した。このドラマチックな展開は首位バイエルンとシュトゥットガルトの一戦にも連鎖し、95分に1点リードのバイエルンがPKを献上する大ピンチ。しかし、マヌエル・ノイアーに代わってゴールマウスを守るスベン・ウルライヒが見事にPKをストップし、勝利で前半戦を締めくくった。

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4)コツコツと勝ち点を積み上げて4位ターン

好調レーバークーゼンが4ー4の派手な撃ち合いの末に敵地でハノーファーと引き分けた。白星を持ち帰ることはできなかったが、リーグ戦での連続無敗記録を12試合に伸ばし、堂々4位につけている。ケビン・フォラント、レオン・ベイリーらを中心とした破壊力抜群の攻撃陣を擁し、後半戦はさらなる上位進出を目指す。

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5)2番手争いは大混戦のまま2018年に突入

バイエルンの背中を追う2位集団は2位のシャルケが勝ち点を取りこぼしたことでさらにエキサイティングな展開となっている。シャルケから11位のハノーファーまでの勝ち点差はわずかに「7」。リーグ所属の半分以上にあたる10チームが欧州カップ戦の出場圏を目指してひしめき合っている。2018年もブンデスリーガは激戦間違いなしだ。

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