Summary

  • ブンデスリーガ第12節の話題をさらった5つのトピックスを紹介
  • フランクフルトはホーム無敗を、ライプツィヒは首位をキープ
  • イビシェビッチがブンデスリーガ歴代6人目の偉業を達成

指定席奪還を狙うバイエルン・ミュンヘンが首位ライプツィヒを追走。アイントラハト・フランクフルトに敗れたドルトムントは7位まで転落し、振り向けば宿敵シャルケが8位に迫ってきた。混戦の上位争いはもちろんのこと、下位に沈むチーム同士も熱いダービーマッチを展開。第12節の5つのトピックスを紹介していく。

1)フランクフルトは今季最大の難所?

フランクフルトがチーム一丸の戦いでドルトムントに2-1で勝利。これでリーグ戦6試合無敗で4位に浮上、第12節を終えて勝ち点24は23年ぶりの好成績だ。今季、特に際立つのがホームでの強さ。フランクフルトではドルトムントのみならず、シャルケ、レーバークーゼン、バイエルンも勝ち星を挙げていない。シーズンはまだ先が長く、ニコ・コバチ監督は「全員が理性を失わないようにしなければいけない。誰かが舞い上がりやしないか、すでに気をつけているよ」と浮かれ防止に目を光らすが、そんな心配は無用。選手たちが浮足立つ兆しはなく、DFのヘスス・バジェホも「とても大きな1勝だった。ハードワークに対するご褒美じゃないかな。これからも手を抜くことなく一層練習に励んで、次戦に集中していかないと」と気を引き締めている。

2)ライプツィヒのサッカーは強く楽しく!

単独首位に躍り出た前節に続き、今節は昇格仲間のフライブルクを4-1で一蹴。ライプッィヒの破竹の勢いが続いている。これにはラルフ・ハーゼンヒュットル監督も「頰をつねって確かめたくなるような結果だね。今日の試合に出ていた選手のうち7人は、昨季のリーグ戦でフライブルクに負けているのだから」とにわかには信じられないと行った様子だ。ナビ・ケイタが開始2分に決めた先制点はクラブのリーグ戦最速弾となり、昇格組として史上初の7連勝に花を添えた。ダメ押しとなる4点目を決めたマーセル・サビッツァーは「ピッチに立てば、このチームは誰もがサッカーを楽しんでいることが分かる」と話す。彼らの強さの秘密はサッカーを楽しむことにあるようだ。

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3)互いに降格圏でも…北部ダービーはやっぱり熱い

ハンブルガーSVブレーメンの“北部ダービー”は2-2のドローに終わり、どちらにとっても浮上のきっかけとはならなかった。しかし、試合自体はハラハラドキドキの展開。ブレーメンのアレクサンダー・ヌーリ監督も「ダービーの醍醐味のすべてが詰まった試合だった」とダービーならではの熱気に包まれた一戦を振り返った。もっとも、ヌーリ監督は「どちらも全力を尽くし、気持ちを全面に押し出してはいたが、ツメが甘いところが多かったし、ミスも目立った。引き分けは妥当な結果だ」ともコメント。ブンデスリーガの対戦カードとしては最多の34回目の引き分けにやや不満な様子だった。

4)イビシェビッチの忘れられない一戦

ヘルタ・ベルリンのベダド・イビシェビッチにとって、ブンデスリーガ通算240試合目は忘れられない一戦となった。マインツを相手にチームを逆転勝利へ導くドッペルパック(1試合2得点)を決め、ブンデスリーガ通算100ゴールを達成。クラウディオ・ピサロ(ブレーメン)、ジオバネ・エウベル、ロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)、ステファヌ・シャピュイサ、アイウトンに続き、外国人選手として史上6人目の大台突破を成し遂げた。さらにイビシェビッチは、この試合で両チーム最多のシュート9本を放ち、これまでの自己最多である8本を更新。記録ずくめの1日となった。もっとも、74分に2度目の警告を受けて退場。ブンデスリーガでは初めての累積退場というオチまでついた。

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5)序盤の不振も何のその…シャルケが完全復活

シャルケがダルムシュタットに3-1で逆転勝利を収め、リーグ戦での連続無敗を7試合に伸ばした。今季は開幕5連敗と散々なスタートとなったが、その後は7試合負けなし、目下5連勝中と完全によみがえった。6分に先制を許すなど、ダルムシュタット戦は決して楽な展開ではなかったが、26分にセアド・コラジナッチが同点弾を決めると、60分にマキシム・チュポモティングのゴールで勝ち越しに成功。さらに終了間際の90分にアレッサンドロ・シェプフがダメを押して、今季初の逆転勝利を飾った。