Summary

  • W杯ロシア大会グループF第2戦、ドイツ対スウェーデン
  • スウェーデンが先制も、ドイツが逆転勝利
  • ロスタイム5分にクロースが劇的ゴール

FIFAワールドカップ・ロシア大会グループF第2戦が6月23日にソチで行われ、ドイツ代表はスウェーデン代表と対戦し、2ー1で勝利した。

ドイツ代表 2ー1 スウェーデン代表

試合は立ち上がりからドイツがチャンスを作りだす。まずは3分、ペナルティーエリア右へ入った浮き球をウェアナーが頭で中に折り返し、ドラクスラーがシュート。しかしボールはラーションの足に当たり、ネットを揺らすことはできない。

続く9分、キミッヒの縦パスからロイスが裏に抜け出しグラウンダーセンタリングを放り込むが、ウェアナーの前に入ったリンデロフにクリアされる。

序盤に劣勢を強いられたスウェーデンも13分、ビルドアップの段階でリューディガーが犯したミスに乗じ、ベリがゴール前に突進。GKと1対1の場面を迎えるも、これはノイアーに防がれた。

© gettyimages / Jonathan Nackstrand

すると25分、ドイツに不運が訪れる。スライディングタックルを仕掛けたルディの顔面に相手選手のスパイクがヒット。鼻からの流血は止まらず、レーブ監督は31分にギュンドアンを交代でピッチに送り出した。

その1分後、ドイツを襲ったのはまたしても単純なミスだった。クロースが自陣であっさりとベリに渡してしまうと、そこから素早くクラエソンにつながれ、クロスを放りまれる。ゴール前でリューディガーが必死にブロックを試みたものの、トイボネンの右足から放たれたボールはノイアーの頭上を越えてネットに収まり、メキシコ戦に続いてスウェーデンにも先制点を与えてしまう。

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1点を追うドイツは動きの悪いドラクスラーに替え、後半開始からゴメスを投入。そしてCFにゴメスを、左サイドにウェアナーを配置したところ、このレーブ采配がピタリと的中する。

48分、左サイド高い位置のウェアナーがルスティグを置き去りにしグラウンダーセンタリングを入れると、ニアサイドへ走り込んだゴメスの足をかすめ、やや勢いが弱まったボールをロイスがひざでゴール。試合は振り出しに戻された。

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ドイツの猛攻は続き、56分には左からのセンタリングをトラップしたヘクターが至近距離から左足を振り抜くも、ジャストミートさせることはできず、GKオルセンに難なくキャッチされる。

さらに61分、右サイドをオーバーラップしたキミッヒが鋭いクロスをDFとGKの間に入れ、ニアサイドに飛び込んだロイスがヒールで合わせようとしたものの、この決定機は空振りに終わった。

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しかし82分、すでに1枚のイエローカードを受けていたボアテングが、ベリへのスライディングタックルで2度目の警告。ドイツは残り約10分を1人少ない10人で戦うことになった。

ロスタイム2分には、やや右の位置からブラントが強烈なシュートを放つも左ポストを直撃。このまま終了かと思われたが、同5分に左サイド高い位置でのFKをクロースが横に流し、ロイスが止めたところを再びクロースがシュート。これがファーサイド側のネットに突き刺さり、ドイツが劇的な今大会初勝利を飾った。

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【得点】

ドイツ代表:ロイス(48分)、クロース(90+5分)
スウェーデン代表:トイボネン(32分)

【ラインナップ】

ドイツ代表(4ー2ー3ー1)
ノイアー;キミッヒ、ボアテング(82分 退場)、リューディガー、ヘクター(87分 ブラント);ルディ(31分 ギュンドアン)、クロース;ミュラー、ロイス、ドラクスラー(46分 ゴメス);ウェアナー

スウェーデン代表(4ー4ー2)
オルセン;ルスティグ、リンデロフ、グランクビスト、アウグスティンソン;クラエソン(74分 ドゥルマズ)、ラーション、エクダル、フォースベルク;ベリ(90分 キーセテリン)、トイボネン(78分 グイデッティ)