Summary

  • 今季のブンデスリーガは残り3試合
  • いまだ降格決定チームはなし
  • 降格の可能性がある7チームの現状をチェック

史上まれにみる大混戦となっているブンデスリーガの残留争い。残り3試合となっても降格が決まったチームは一つもなく、依然として7チームが生き残りを懸けた戦いに身を置いている。12位レーバークーゼンから16位ハンブルガーSVまでの勝ち点差はわずか「3」。降格に片足を突っ込んでいる最下位ダルムシュタットも、ここに来てクラブ史上初の3連勝と最後の意地を見せている。最終節までもつれること必至の残留争いの現状をチェックする。

【12位:レーバークーゼン

勝ち点:36(得点:44 失点:50)
今後の対戦カード
第32節:インゴルシュタット(A)
第33節:ケルン(H)
第34節:ヘルタ・ベルリン(A)

3試合連続で負けがなかったのは第4節から第6節が最後と、シーズンを通じて不安定な戦いが続く。直近4試合で勝ち点「1」しか拾えず、ついに残留争いに巻き込まれることになった。第32節は残留を争うインゴルシュタットとの直接対決。今季アウェーではリーグ7位とまずまずの結果を残しているだけに、何としても勝ち星を持ち帰りたい。

© gettyimages / Lukas Schulze

【13位:アウクスブルク

勝ち点:35(得点:33 失点:49)
今後の対戦カード
第32節:メンヘングラートバッハ(A)
第33節:ドルトムント(H)
第34節:ホッフェンハイム(A)

ハンブルクとの直接対決に4ー0と大勝し、ひとまず降格圏からの脱出に成功。自力で残留を決められる位置まで浮上した。とはいえ、残りの対戦カードは手ごわい相手がズラリ。残りのホームゲームは1試合しかなく、最後まで厳しい戦いを強いられそうだ。

【14位:マインツ

勝ち点:33(得点:40 失点:51)
今後の対戦カード
第32節:ハンブルガーSV(A)
第33節:アイントラハト・フランクフルト(H)
第34節:ケルン(A)

第29節でヘルタ・ベルリンを下して連敗を「5」で止めると、第30節はバイエルン・ミュンヘン相手にアウェーで引き分け。チームは上り調子かに思えた。ところが、前節はボルシアMGにホームで手痛い敗戦を喫し、一気に残留圏浮上とはいかなかった。第32節は16位ハンブルクとの直接対決。ラスト2試合が欧州リーグ(EL)出場を目指すチームとの対戦だということを考えると、ハンブルクから手ぶらで帰るわけにはいかない。

© gettyimages / Maja Hitij

【15位:ウォルフスブルク

勝ち点:33(得点:30 失点:49)
今後の対戦カード
第32節:アイントラハト・フランクフルト(A)
第33節:メンヘングラートバッハ(H)
第34節:ハンブルガーSV(A)

アンドリース・ヨンカー監督の就任直後には復調の兆しが見えたが、それも長続きせず直近の5試合は1勝4敗。前節、バイエルンに0-6の大敗を喫したことで得失点差でも不利な状況に陥ってしまった。この後はフランクフルト、ボルシアMGと順位が上のチームとの対戦が続く。決着の場は最終節のハンブルク戦となりそうだ。

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【16位:ハンブルガーSV

勝ち点:33(得点:30 失点:59)
今後の対戦カード
第32節:マインツ(H)
第33節:シャルケ(A)
第34節:ウォルフスブルク(H)

アウクスブルクに大敗して16位に転落したものの、残留を争うライバルとの対戦が2試合残っており、自力での生き残りが可能だ。さらに、その2試合を今季の勝ち点「33」のうち「24」を稼ぎ出しているホームで迎えられるのは大きなアドバンテージだ。

【17位:インゴルシュタット

勝ち点:29(得点:33 失点:54)
今後の対戦カード
第32節:レーバークーゼン(H)
第33節:フライブルク(A)
第34節:シャルケ(H)

前節はライプツィヒ相手に敵地でスコアレスドローに持ち込んで勝ち点を獲得。ほぼ絶望的な状況から、何とか望みをつなげるところまで持ち直した。しかし、16位との勝ち点差は「4」と厳しい状況に変わりはない。残り3戦でカギを握るのは12位レーバークーゼンとの直接対決。第5節以降は降格圏が指定席となり、最高でも16位までしか上がれなかったチームは土壇場で力を出せるか。

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【18位:ダルムシュタット

勝ち点:24(得点:26 失点:58)
今後の対戦カード
第32節:バイエルン・ミュンヘン(A)
第33節:ヘルタ・ベルリン(H)
第34節:メンヘングラートバッハ(A)

クラブ史上初の3連勝を飾り、「引き分け以下で降格」という絶体絶命のピンチから2週連続で生き延びた。しかし、アウクスブルクがハンブルクに勝ったことで、16位との勝ち点差は「8」から「9」に広がり、得失点差でもかなり分が悪い。さらに、第32節は5連覇を達成したばかりのバイエルンがホームに凱旋する一戦。その後も実力では上のチームを相手にせねばならず、奇跡が起きる可能性は極めて低いと言わざるを得ない。