Summary

  • フランクフルトがケビンプリンス・ボアテングを獲得
  • 昨季はスペインのラス・パルマスに所属
  • ブンデスリーガではヘルタ、ドルトムント、シャルケに続いて4クラブ目

長谷部誠と鎌田大地が所属するアイントラハト・フランクフルトがケビンプリンス・ボアテング(30)と2020年6月30日までの契約を結んだ。ボアテングは約1年半ぶりとなるブンデスリーガ復帰について、「自分にはドイツという存在が欠けていた。これからの緊張感あるファイトを楽しみにしている」とコメント。手始めにGKヤン・ツィマーマンから背番号「17」を譲り受け、「お礼に食事に誘わないといけないな」とおどけた。


ボアテングにとってニコ・コバチ監督、ロベルト・コバチ・アシスタントコーチ、そしてフレディ・ボビッチSDは旧知の仲。彼らからの高い評価がフランクフルト加入を決める要因になった。コバチ監督は「サッカー選手としてすべてのクオリティーを備えている。そして常に勝つことを目指している選手だ」と、ボアテングの力量だけでなくその内面も評価。8月20日に行われたフライブルクとの開幕戦では早速ベンチ入りを果たし、67分から途中出場を果たした。

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ボアテングは前所属のラス・パルマス(スペイン)のほか、これまでトッテナム、ポーツマス(ともにイングランド)、ACミラン、ジェノア(ともにイタリア)でプレー。欧州のトップリーグを渡り歩き、持ち味のアグレッシブさを前面に押し出して活躍してきた。昨季はリーガ・エスパニョーラで28試合に出場、セリエAでは85試合、プレミアリーグでは37試合に出場している。「俺はカメレオンみたいなもんだよ。どこにいってもうまくやれる」と、自身の適応能力に胸を張る。

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だが、国外で結果を残しても戻る場所はやはりドイツだった。ガーナ人の父とドイツ人の母の間に生まれたボアテングはベルリンで育ち、ヘルタ・ベルリンでプロキャリアをスタート。ドルトムントシャルケと合わせてブンデスリーガ通算98試合に出場している。

「アイントラハトがもう一度ブンデスリーガでプレーする機会をくれた。新しい仲間たちと知り合い、ともにアドラー(鷹)を胸に勝ち点を目指して戦っていくことに燃えている」。そう力強く語ったボアテングをチームも歓迎。ボビッチSDは「我々はケビンが中盤で見せる強さを知っているし、このチームで重要な役割を担ってくれると確信している。彼は勝者だし、その意志の強さには凄まじいものがある」と期待を寄せている。