次世代のドイツ代表候補ノイハウス、ボルシアMGで成長中

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今季ブンデスリーガで我々に驚きを与えているチームの1つが、ボルシアMGだ。直近の2シーズンでいずれも9位に終わった同クラブだが、今季は開幕からハイペースで勝ち点を積み重ね、第10節からここまで2位に位置している。 そんな彼らの中盤を支えるのは、フォルトゥナ・デュッセルドルフへの期限付き移籍から、今夏ボルシアMGに舞い戻った次世代のドイツ代表候補フローリアン・ノイハウス。本稿では、当サイト独語版が行った同選手との独占インタビューを以下に紹介する(上部動画は独語、下記本文はその翻訳。インタビューを実施したのは第13節ライプツィヒ戦の前)。

・現在21歳のフローリアン・ノイハウス。ボルシアMGでのブンデスリーガ1年目は、成功に満ちたものとなっている。

・ノイハウス「ここまでは素晴らしいシーズンを過ごせていますし、居心地は大変良いです。このようなスタートを切れたことについて、満足しています」

・中盤の熾烈なポジション争いに勝利したノイハウスは、ここまでのリーグ戦全12試合に出場。開幕前は予想できなかったことだ。

・ノイハウス「正直に言って、このようになるとは考えていませんでした。まずはチームに慣れて、そして普段のトレーニングで全力を出すことだけに集中していました。幸いにも、うまく事が運び、今はこの状況を楽しめています。これからも努力していきたいです」

・U21ドイツ代表にも名を連ねるノイハウスは、ディーター・ヘッキング監督率いるボルシアMGで、重要な役割を担っている。それも、彼が最も好きなポジションで。

・ノイハウス「このポジションは好きですね。4ー3ー3というフォーメーションの中で、比較的オフェンシブな8番のポジションで起用されています。プレーしやすいですし、私の能力を最も発揮できるポジションではないでしょうか」

・昨シーズンは、原口元気と宇佐美貴史も所属した当時2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフに期限付き移籍。同クラブのブンデスリーガ昇格に貢献し、彼にとっても非常に価値のある1年となった。

・ノイハウス「私の成長にとって非常に重要な時間となりました。フリートヘルム・フンケル監督の信頼を感じていましたし、プレーする機会をたくさん与えてもらいました。この期限付き移籍は本当にうまくいったと思います。素晴らしい1年でした」

・ブンデスリーガの舞台ではまだノーゴールであるものの、2部優勝を果たした昨季のデュッセルドルフでは計6得点をマーク。そして現在、ボルシアMGの中盤のモーターとして輝きを放ち、ノイハウスは6アシストを記録している。週末には、いよいよライプツィヒとの一戦に臨む。

・ノイハウス「ライプツィヒは非常に危険なチームです。スペースを与えてしまえば、彼らのカウンターの餌食となってしまいます」

・では、ドイツ代表という夢についてはどうだろうか?

・ノイハウス「もちろんドイツ代表は(この国の)すべてのサッカー選手にとって夢の場所です。しかし私にとっては、まだまだ遠い存在です」

・自信を持ちながらも、謙虚さを決して失わないノイハウス。彼が進める今後の歩みから目が離せない。