Summary

  • 来季は新監督を迎えて再スタート
  • チームの顔ぶれが大きく変わる可能性も
  • フロントには強力なOB2人が入閣

ルシアン・ファーブレ新監督を迎えて再起を図る2018/19シーズンのドルトムント。クラブOBであるセバスティアン・ケールのフロント入りも決まり、移籍市場では早くも精力的に動いている。新たなスタートを切るドルトムントにおいて楽しみになりそうな4つのポイントを挙げた。

1)戦略に長けた新指揮官

ヘルタ・ベルリンメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)で実績を残してきたファーブレ監督は、これまで指揮したクラブで常に選手とチームを成長させてきた緻密な戦略家として知られる。ドルトムントを率いることについては、「非常にやりがいのある仕事。ドルトムントはヨーロッパの中でも魅力を感じるクラブの一つだ。私自身、よく知ったブンデスリーガに戻って来れたこともうれしく思っている」と話し、ビッククラブを率いることに強い意欲を示している。

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2)チームを活気づける新戦力の加入

思ったような結果が残せなかった2017/18シーズンを終えたミヒャエル・ツォルクSDは、新たなスタートを切ることを明言。チームの顔ぶれもかなり変わることになりそうだ。チーム再建においてツォルクSDが重視するのがメンタリティだ。アウクスブルクからの移籍が決まったマービン・ヒッツ、アイントラハト・フランクフルトから加わるマリウス・ウォルフは、いずれも全力プレーを信条とする選手だ。キャプテンについても2年間務めたマーセル・シュメルツァーからマーコ・ロイスへのバトンタッチが予想されている。新たに始まる競争を勝ち上がっていくのは誰か。ファンにとっては目の離せないシーズンインとなるだろう。

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3)ザマー&ケールがカムバック

ヨアヒム・バツケ社長、ツォルクSDは、チームだけでなくフロントの強化にも着手。かつてドルトムントの指揮官も務めたマティアス・ザマー氏を外部相談役に任命したほか、長くキャプテンを務めていたセバスティアン・ケール氏を新設したプロ選手部門のトップに据えた。4者が密に連携してクラブの未来像を作っていくことになるが、ドイツサッカー連盟やバイエルン・ミュンヘンで要職を歴任してきたザマー氏の意見は、クラブにとって大きなプラスになることは間違いない。

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4)来季も欧州最高峰の舞台へ

サポーターにとってはフラストレーションが溜まるシーズンだったが、欧州チャンピオンズリーグ出場権の獲得というノルマはクリアした。来季も欧州最高峰の舞台で世界のビッグクラブ相手に戦いを挑むことになる。かつてドルトムントを指揮したトーマス・トゥヘル率いるパリ・サンジェルマン(フランス)、レアル・マドリードとバルセロナ(ともにスペイン)、マンチェスター・シティ(イングランド)とはグループステージで対戦する可能性もある。グループステージ敗退を喫した今季の雪辱を果たしたい。

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