Summary

  • ドルトムントの守護神ビュルキが第23節のMVPに輝く
  • ボルシアMG戦でシーズン最多となる11本のシュートセーブ
  • 堅固な守備で“黄色い壁”を体現

ドルトムントのGKローマン・ビュルキが先週末にアウェーで行われたメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)戦で好セーブを連発し、勝利の立役者となった。これでチームはリーグ戦3連勝。ペーター・シュテーガー監督は「試合を通じて頼れるGKがいてくれた」と守護神を称えた。

今季リーグ最多となる11本のシュートセーブを記録したビュルキは、「無失点に抑えて貴重な1点を決められた。とても満足しているよ」と試合を振り返り、「体中が痛いね。それだけ必死に戦ったということ」と満足そうに笑った。

この試合では13分のラース・シュティンドルとの1対1を始め、再三のピンチと向き合ったが、この日のビュルキはまさに“黄色い壁”のようにボルシアMGの攻撃陣の前に立ちはだかった。相手の攻撃にさらされる時間は長かったが、最後の砦が崩れなかったことでチームは“ボルシア・ダービー”で6連勝を達成することができた。

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チームが不振に陥っていた時期は、自身も失点を重ねて苦しんだ。しかし、それを乗り越えた今は、チームメートから称賛の声が相次いでも「周りの評価は気にしていない」と冷静だ。ビュルキが仲間たちの後ろ立てとなっているように、チームメートもまた信頼を寄せることにでビュルキを支えている。ビュルキがナイスセーブを見せるたびに、必ず誰かが駆け寄って声をかける。双方の強い信頼関係を物語る光景だった。

ビュルキにとっては仕事の多い90分だったが、「前にいる選手たちがバックパスをなるべく減らしてくれて助かった」と味方への感謝を忘れていない。抜群のチームワークで勝利をもぎ取ったドルトムントは着実に復調の道を歩んでいる。