古巣対戦に臨むピサロ「ブレーメンからゴールを奪いたい」
緑と白のユニフォームを身にまとい、ブレーメンサポーターに数え切れないほどの喜びをもたらしてきたクラウディオ・ピサロが、ケルンの選手としてウェーザー・シュターディオンに帰還する。
あと数カ月で40歳の誕生日を迎えるピサロは、外国籍選手のブンデスリーガ史上最多得点記録を保持し、今なおブンデスリーガで得点を重ねている。第25節のシュトゥットガルト戦では勝ち点こそもたらすことはできなかったが、見事な先制ゴールを決めて健在ぶりをアピール。3月12日に行われるブレーメン戦でも古巣にとって間違いなく頭痛の種になるだろう。
ピサロはこれまで3回にわたってブレーメンに在籍し、271試合出場で144得点51アシストという驚異的な数字を残している。1999年のブンデスリーガ初ゴール以来、前節の得点で20年連続ゴールという偉業を達成。古巣との対戦であってもゴールを挙げることにためらいはないだろう。
「僕にとっては当然、特別な試合だ。旧友やサポーターのみんなに会えるのを楽しみにしている。ただ、僕らは勝ちたいし、そのためにブレーメンからゴールを奪いたい」。ピサロは勝利とゴールへの熱い気持ちを隠さなかった。