ようやくケガから回復した内田はブンデスリーガ2部での再出発の道を選んだ - © © imago / Matthias Koch
ようやくケガから回復した内田はブンデスリーガ2部での再出発の道を選んだ - © © imago / Matthias Koch

内田篤人、2部からの再出発

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内田篤人がブンデスリーガ2部のウニオン・ベルリンへ電撃移籍した。7年間慣れ親しんだ青と白のユニフォームを脱ぎ、赤と白のユニフォームに袖を通してプレーすることになる。これまでシャルケは日本語版公式サイトを通じて内田の情報を発信してきたが、ウニオン・ベルリンにはまだ日本語サイトがない。日本のファンは少しばかり新たな状況に慣れる必要がありそうだ。

最後のブンデスリーガ出場は2年半前

29歳の右サイドバックは自らの意思で2部でのプレーを選択した。そして入団会見では昇格を目指すチームの一員として1日も早くピッチに立ちたいと語った。「このチームは昨季4位で、1部に上がらなきゃいけないチームだと思っています。チーム、監督もそれを目標しているので、その手助けができれば。僕自身、早くグラウンド…公式戦に出たい、ブンデスリーガに出たいっていうのはずっと思っていました。チーム状況もあり、なかなかそれが実現できなかったけど、できるだけ早く…僕は準備ができているんで、ピッチに立つことを目標に頑張りたいです」

内田は日本代表でも長く活躍してきたが、右ひざのケガがなかなか完治せず、この2年半はブンデスリーガのピッチに立つことができなかった。ようやく痛みから解放され、今季はシャルケで再出発を期すはずだったが、ドメニコ・テデスコ新監督は3バックを採用。右サイドバックでプレーしてきた内田がポジションを取り戻すのは非常に難しい状況だった。

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