Summary

  • バイエルン加入のワーグナーが新天地で始動
  • 古巣復帰への強い思いから30歳にして大きな決断
  • レバンドフスキがいる新天地で生き残る道を探る

シーズンを首位で折り返したバイエルン・ミュンヘンが、合宿地のドーハ(カタール)で再始動した。この冬にホッフェンハイムから加入したサンドロ・ワーグナーもチームの一員として新年をスタート。ユース時代を過ごした古巣に9年半ぶりの復帰を果たしたドイツ代表ストライカーは、初日の練習を終えて「最初から全力を出せて良かった。楽しんでやれた」と満足げに語った。

慣れ親しんだ環境でスムーズなスタート

かつて10年以上をバイエルンで過ごしたワーグナーにとって、マッツ・フメルスやフランク・リベリは旧知の間柄。また、ニクラス・ズューレとゼバスティアン・ルディはホッフェンハイム時代のチームメートであり、慣れ親しんだ環境の中で早くもチームに溶け込んだようだ。

本人は「自分の気持ちは100%、地元、そして自分のクラブに帰りたいというものだった」とバイエルンへの移籍が即決だったことを明かす。合宿初日は到着してすぐにフルメニューを課されるハードな1日となったが、「結果を出すこと以外は考えていない」と精力的に練習をこなした。

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競争を生き延びるキーワードは“チームプレー”

バイエルンの前線には絶対的エースのロベルト・レバンドフスキが君臨しているが、ユップ・ハインケス監督は2トップもオプションの一つとして視野に入れている。ブンデスリーガ得点王に4度輝いている点取り屋はひざの違和感を訴えて初日の練習を回避したが、ワーグナーは1日も早くレバンドフスキと同じピッチに立ちたいと思っているはずだ。

これからともに戦っていくチームメートも歓迎ムード。ハビ・マルティネスはドイツ紙のインタビューで「サンドロと対戦する時はいつも“本当にやりにくい相手”だと思っていた。彼は敵ではなく味方であってほしい選手だ」と答えている。

30歳にして厳しい環境へと飛び込んだワーグナーは、「自分はチームプレーヤーだし、チームの力になれるようにやっていく」と“チームプレー”が何よりも大事であることを強調した。バイエルンは1月12日のリーグ再開初戦でレーバークーゼンと対戦するが、レバンドフスキの状態次第ではワーグナーに早くもアピールの機会が巡ってくるかもしれない。

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