Summary

  • バイエルンのロッベンがオランダ代表からの引退を表明
  • オランダはロシアW杯予選でグループ3位に終わり、本大会出場を逃した
  • オランダ代表での通算成績は96試合・37得点

ロシア・ワールドカップ出場を逃したオランダ代表のアリエン・ロッベンが、代表から退くことを表明した。今後は所属クラブのバイエルン・ミュンヘンでのプレーに専念することになる。

オランダはW杯欧州予選の最終節でスウェーデンと対戦。ロッベンの2ゴールで2ー0と勝利したものの、プレーオフ進出のグループ2位に得失点差で届かず予選敗退が決定した。オランダは昨年の欧州選手権に続き、2大会連続で主要大会への出場を逃したことになる。

ロッベンは試合後、「ガラスの男にしては最大限長く続けることができた」と負傷に悩まされ続けた自身のキャリアを冗談まじりに語りつつ、代表から退く意向を明かした。「引退については長い間考えていたが、この予選は戦い抜きたいと思っていた。33歳になった今も欧州のトップクラブでプレーしている。クラブの仕事に集中したい。後輩にバトンを渡す時期がきたと思う」

2003年4月に代表デビューを飾ったロッベンは、W杯と欧州選手権にそれぞれ3度ずつ出場。2010年の南アフリカW杯では母国の準優勝に大きく貢献した。代表キャップ数は約14年間で96試合、通算ゴール数はスウェーデン戦の2ゴールで「37」となり、デニス・ベルカンプ氏と並ぶ歴代4位に浮上した。

「代表選手として6つの主要大会に出場できたことを誇りに思っている。僕にとって最高に素晴らしい大会だったのは2010年と2014年のW杯だ。僕らは結束の堅いチームだった。でもそれ以外にも美しい時間はたくさんあったね。14年というのは長い時間だ」

オランダ代表のディック・アドフォカート監督は、「アリエンは今も世界のベストプレーヤーだ。まだクラブで素晴らしい仕事ができる。質が高い選手なので、オランダ代表はアリエンの不在を残念に思うだろう」とコメント。自身が代表デビューさせたスターの代表引退を惜しんだ。

代表での挑戦を終えたロッベンには、ユップ・ハインケス新監督の下でバイエルンを常勝街道に戻すという仕事が待っている。

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