Summary

  • 昨季は5位フィニッシュでEL出場権を獲得
  • 若手を中心とした将来性の高いチームが完成
  • 新シーズンの目標はCLの舞台への返り咲き

昨季のレーバークーゼンは若い力と抜群の攻撃力を武器にリーグ戦を5位で終え、2年ぶりに欧州カップ戦の出場権を手に入れた。ハイコ・ヘアリッヒ監督の下で躍動する若いタレントたち……。同クラブのファンが2018/19シーズンを心待ちにする理由とは?

1)1年で欧州の舞台に返り咲く

昨季はトップ5を確保して欧州リーグ(EL)の出場権を獲得。ルディー・フェデラーSDは「なるべくして欧州カップ戦の出場権を手に入れた」と満足げにシーズンを総括した。欧州チャンピオンズリーグ(CL)にはあと一歩及ばなかったが、一昨季の12位から大きく順位を上げたのはチームの成長の証。新シーズンはELで好成績を残しつつ、3シーズンぶりのCL出場権獲得を狙う。

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2)チームの中心は成長過程の若手たち

カイ・ハフェルツ、ユリアン・ブラント、ヨナタン・ターといった若く才能あるタレントが中心選手としてたくましく成長した。今やリーグナンバーワンの有望株と言われる19歳のハフェルツは、昨季3ゴール9アシストをマークして「ミヒャエル・バラックの再来」と注目されている。もっとも本人は「地に足をつけてやっていく。両親からは傲慢になっても得るものはないと教えられてきた」と浮つく様子はない。一方のブラントは、数々のオファーが舞い込む中で4月末にクラブとの契約を延長。「レーバークーゼンの居心地は最高だし、ヘアリッヒ監督ともうまくいっている。ここで仲間たちと一緒にサッカーをするのはすごく楽しい」と語ってファンを喜ばせた。ブラントは今夏のロシアW杯にも出場。その貴重な経験をクラブにも還元するはずだ。

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3)将来を見据えた万全の補強

ブラントの契約延長とともにスタートした「将来を見据えたチーム強化」は着実に進んでいる。今夏はブラジルのバスコ・ダ・ガマから17歳のパウリーニョを補強。有望株を獲得したことについて、ヘアリッヒ監督は「あれほどの選手を獲得できて良かった。彼と一緒にやれるのが楽しみだ」と大歓迎している。また、ヘルタ・ベルリンからMFミッチェル・ワイザーを、アイントラハト・フランクフルトからGKルーカス・フラデツキーを獲得。ブンデスリーガで十分な経験があるタレントたちの確保にも成功している。

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4)2年目のベイリーに期待

昨夏の補強で“大当たり”だったのがレオン・ベイリーだ。ジャマイカ出身の20歳はスピードに乗ったドリブルと強烈なミドルシュートを武器に加入1年目からチームの中心選手として活躍。あらゆる面でサポーターを魅了し、フェラーSDからも「規格外のスピードがあり、トリッキーなプレーもうまい。チームの攻撃を活性化させてくれた」と称賛された。昨季は9ゴール6アシストを記録したが、2年目はより一層の飛躍が期待できそうだ。

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