Summary

  • ライプツィヒの躍進を支えるケイタはギニア生まれの22歳
  • 昨季まではオーストリアのザルツブルクでプレー
  • ここまでリーグ戦20試合に出場して4ゴール6アシストをマーク

首位バイエルン・ミュンヘンの対抗馬として後半戦も勢いを持続している2位のライプツィヒ。歴代の昇格チームが打ち立てた記録を次々と塗り替えているチームにあって、シーズン序盤からハイパフォーマンスを見せているのが22歳のMFナビ・ケイタだ。加入1年目ながらチームの柱として躍動するケイタは、前線でゴールを量産するティモ・ウェアナーやエミル・フォースベルクと並ぶライプツィヒのキーマンと言える。

ケイタはギニアの首都コナクリで生まれ、幼少時代から同国のトップクラブ、ホロヤFCで技を磨いた。本人は当時をこう振り返る。「昔は練習が終わると誰かに夕食のことを尋ねなければならなかった。そういう環境を変えるためにも戦わなければならなかったんだ」。今やプロサッカー選手となり、ギニア代表として18試合に出場しているが、「かつて誰かが自分を助けてくれたように、今は他の人を助けることができている」と、周囲への感謝の気持ちを忘れていない。

結果を残してつかんだレギュラーの座

ギニアからフランスへ渡ったケイタは、その後活躍の舞台をオーストリアのザルツブルクに移した。ザルツブルクでは2度のリーグ制覇を成し遂げて年間最優秀選手賞も受賞。その活躍に目をつけたのがライプツィヒだった。

© gettyimages / Lukas Schulze

今季はリーグ戦20試合に出場して4ゴール6アシストを記録。周囲の大きな期待にしっかりと応えている。この活躍にはラルフ・ハーゼンヒュットル監督も、「彼のやることにはしっかりとした考えがある。なくてはならない選手だ」と信頼を寄せている。

中盤での献身的なプレーに加え、得点力も備えたケイタはライプツィヒにとって大きな存在だが、ケイタにとってもライプツィヒはこれ以上ない場所だ。「僕はチームが勝つためなら何だってやる。まず考えるのはチーム全体のことだ」。フォア・ザ・チームを強調し、それを有言実行しているケイタこそ、ライプツィヒが躍進を続けている要因と言えそうだ。