Summary

  • バイエルンがレアル・マドリードとのCL準々決勝セカンドレグに挑む
  • ミュンヘンでのファーストレグは1ー2で敗戦
  • 敵地での逆転突破へ向けてミュラーが意気込みを語る

ブンデスリーガで順調な歩みを見せているバイエルン・ミュンヘンが、欧州チャンピオンズリーグ(CL)で敗退の危機に直面している。4月12日にホームで行われた準々決勝ファーストレグでレアル・マドリード(スペイン)に1ー2の敗戦。ベスト4進出のためには敵地で行われる18日のセカンドレグで少なくとも2ゴールを奪わなくてはならない。決して低くないハードルにバイエルンはどう立ち向かうのか。トーマス・ミュラーがそれを超えるためのカギを明かした。

——どのような思いでマドリードに向かいますか? 挑戦的な気持ちでしょうか?

ミュラー 挑戦的という感じではないね。まだまだ可能性はあると思って向かうよ。チームが問題や負傷者を抱えていようと、僕らは勝てるチームを組むことができるんだ。

——ファーストレグの後、「セカンドレグで奇跡を起こす必要はない」と話していましたが、そう思える理由は?

ミュラー 目の前に迫った試合が厳しいものであることは分かっている。同様に、自分たちにチャンスがあることもね。必要なのは前回のレアル戦の前半と同じ戦いをすること(※ファーストレグでは25分にアルトゥーロ・ビダルのゴールでバイエルンが先制。前半終了間際にはPKを獲得したが、ビダルが失敗している)。PKを含めて同じような展開になれば準決勝進出はほぼ決まる。バルセロナがパリ戦で起こしたような奇跡は必要ないんだ。サッカーではあっという間に流れが変わる。第1戦は相手へのリスペクトから動きが固くなってしまった部分もあったけど、今度は前ほどのリスペクトは持たずにマドリードへと乗り込むつもりだ。

© imago / Sven Simon

——どのような試合になると見ていますか?

ミュラー 僕らのほうが不利だということは分かっている。けれど、決して不可能ではない。僕らに必要なのは2ゴールで、そのための時間は90分ある。2ゴールを決めることができれば、仮に相手に1点を取られても延長戦がある。

——レアルと戦った2012年のCL準決勝では、早々に2点を失って崖っぷちに立たされながら、そこから1点を返して延長戦に持ち込み、最後はPK戦を制して決勝進出を決めました。その時にピッチに立っていた選手が多く残っているのはプラスですか?

ミュラー いや、それは重要じゃない。大事なのはチームに経験豊富な選手が多いこと、成功を収めたいという意志と冷静さがあることだ。マドリードでは勇敢にいくつもりだ。それでどこまでいけるかだね。