Summary

  • バイエルンがドイツ・スーパーカップで優勝
  • 敵地でドルトムントをPK戦の末に下す
  • ゲームキャプテンのミュラー、インタビュー

バイエルン・ミュンヘンは8月5日、ドイツ・スーパーカップでドルトムントをPK戦の末に下し、2017/18シーズン最初のタイトルを獲得した。直近5試合のテストマッチで4敗を喫していたバイエルンだが、ブンデスリーガの開幕2週間前に再び王者の威厳を取り戻している。今大会では離脱中のマヌエル・ノイアーに代わり、キャプテンとして出場したトーマス・ミュラーが試合後、当サイトのインタビューに応じた

マッチレポートはこちらから

——ミュラー選手、バイエルンの選手たちはロッカールームでまだ優勝をお祝いしていますね。

ミュラー もちろんですよ。僕たちには本当に大きなプレッシャーがありましたから。このタイトルをどうしても取りたかったです。それにドルトムントでの試合はいつも特別です。このようなビッグゲームやシーズン最初のタイトルが懸かっているとね。また、今大会の優勝は僕たちにとって非常に重要でした。プレシーズンの連敗を帳消しにするためにね。

——タイトル獲得はお祝いする理由になりますが、パフォーマンスもそうでしょうか?

ミュラー 試合はパーフェクトではありませんでした。個人的に後半の自分たちのプレーは気に入らなかった。でも、勝利への意欲を感じ取ることができたと思います。それに前半は自分たちの力を見せることができました。ちょっとアンラッキーなところもあって、それがなければ前半のうちにリードを奪っていたかもしれません。

——後半に入ってうまくいかなくなった理由は? 

ミュラー ドルトムントのプレッシャーをうまくかわすことができなくなりました。ボールを頻繁にGKへ戻していたので、ロングボールを多用し過ぎました。あの新監督の下なので驚きはありませんでしたが、ドルトムントのプレッシャーは半端なかった。それで、落ち着いて守ることも、ショートパスを2、3回つなげて中央を突破することもできなくなってしまいました。ディフェンスラインを越えれば、スペースはあったんですけどね。ディフェンスの裏へ抜ければ、ゴールのチャンスがあると前半のうちから分かってました。でも、後半はそれができなくて、ボールをコントロールできずに前へ蹴るだけだった。

© DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA / Lukas Schulze

——体のコンディションの問題もあったのでしょうか?

ミュラー 体力の問題もあったかもしれません。何人かの選手はチーム練習に合流したばかりでした。でも根本的には、ロングボールを出し、それが戻ってきてまたロングボールを蹴り、またボールが戻ってくるという、単調な動作を繰り返した自分たちに問題があると思います。そこから抜け出すことができなかった。もしかしたらあの時間帯、僕たちには気力が少し欠けていたのかも……。

——親善試合をいくつもこなした後、ようやく公式戦を戦えるというのはありがたいものですか?

ミュラー ようやく勝つことができてありがたかったですよ。そのおかげで良い夜になりました。それは間違いありません。PK戦というものは常に運にも左右されるものですが、ウレ(GKウルライヒ)は2回もスーパーセーブを見せました。それが僕たちにとって大きかったですね。

——ドイツ・スーパーカップでの優勝は、バイエルンから「ブンデスリーガで一番強いのは俺たちだ」というドルトムントへの宣言と受け取ってもいいでしょうか?

ミュラー 宣言する必要はありません。僕たちはタイトルを欲しているし、そのために同じ方向を向き、自分たちのやりたいようにやります。そして1試合、1試合を大切にします。他のクラブがやることは、僕たちの知るところではありません。

© gettyimages / Alex Grimm

——最近の親善試合での成績の悪さにより、「今シーズンはバイエルンの独走にならないのでは?」と期待していた人たちもいます・・・・・・。

ミュラー テレコムカップ(7月中旬開催)ですでにドイツ王者になりましたけどね(笑) 当時はブンデスリーガの全クラブがバイエルンの前にひざまずく準備をしていたでしょう。それがアウディーカップ(8月1、2日)では全く別の方向へと向かってしまった。そして今また、この優勝によってドイツ王者の道へ方向転換しました。正直、僕たちはこういうことに慣れています。

——ブンデスリーガ開幕に向け、今大会の成果はどのような意味があるでしょうか?

ミュラー これは僕たちにとって経過に過ぎず、道はまだまだ続きます。残り2週間で良いトレーニングを行わないといけません。集中的なトレーニングの時間があるのは良いことです。僕は、全体的にはすでに良いチームになっていると思います。でも、それが結果を保証するものはありませんからね。