Summary

  • マインツがオサスナからFWケナン・コドロを獲得
  • スペインリーグ以外でのプレーは初挑戦
  • エディン・ジェコ、ベダド・イビシェビッチ超えを目指す

武藤嘉紀が所属するマインツがオサスナ(スペイン)からボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWのケナン・コドロを獲得した。ルーウェン・シュレーダーSDは「柔軟さを持ち合わせた万能型FW。強じんなフィジカルで当たり負けせず、強いシュートが撃てるだけでなく、テクニックもある。キープ力も高く、コンビネーションプレーも得意」とベタ惚れの様子だ。ケルンへ去ったジョン・コルドバの代役として期待が懸かるニューカマーを紹介する。

慣れ親しんだ環境を飛び出して新たな挑戦

コドロはスペインのサンセバスティアンで生まれ、地元のレアル・ソシエダの下部組織に在籍。2014年からはオサスナでプレーしていた。サンセバスティアンからオサスナまでは車で1時間ほど。新たな環境に飛び込むのは大きな決断だったに違いない。

新天地のマインツは生まれ育った故郷から車で12時間半。しかし、本人は「ブンデスリーガはずっと目標にしてきた。マインツからオファーが届いた時、自分の成長のために必要なこの一歩を踏み出すことに迷いはなかった」と、次なる挑戦が即決であったことを明かしている。

環境を変える時期が来ていたことは彼の成績を見ても分かる。オサスナがスペイン2部リーグで戦っていた2年間は力を発揮できずにいたが、1部昇格を果たした今季は後半戦に入って点取り屋としての才能が開花。チームの再降格こそ阻止できなかったが、2017年は18試合で7ゴール1アシストを記録した。新シーズンはブンデスリーガでもさらなる成長を見せてくれるはずだ。

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ジェコ、イビシェビッチに続く成功者となれるか?

コドロのフィジカルは、ケルンへ去ったばかりのコルドバと重なるところがある。190センチの長身を生かした空中戦の強さはもちろん、スピードと器用さも兼ね備え、センターフォワードだけでなくサイドアタッカーとしてもプレーできる。

コドロはスペインで生まれ育ったが、代表は父親がプレーしていたボスニア・ヘルツェゴビナを選択。キャップ数はまだ2試合ながら、ウォルフスブルク時代にリーグ得点王に輝いたエディン・ジェコ(ローマ/イタリア)や、ヘルタ・ベルリンのベダド・イビシェビッチと同じようにブンデスリーガで成功することが期待されている。