Summary

  • ボルシアMGの新監督ヘッキング氏のインタビュー
  • ヘッキング氏は選手時代にボルシアMGに所属していた
  • 新監督の初陣は年明け1月21日のダルムシュタット戦

メンヘングラートバッハ(ボルシアMG)は成績低迷を受けて12月21日にアンドレ・シューベルト監督を解任。翌22日に今季序盤までウォルフスブルクを率いていたディーター・ヘッキング氏の新監督就任を発表した。かつて選手としてボルシアMGでプレーしたこともあるヘッキング氏がチームの再建について語った。

――“ボルシアMGの監督”という響きをどのように受け止めていますか?

ヘッキング 正直に言えば慣れない感じもしますが、すでにしっくりきていますね。

――あなたは選手としてのキャリアをボルシアMGでスタートさせまています。それが決断に影響を与えましたか?

ヘッキング もちろん、自分が在籍したことのあるクラブというのは大きいです。どういうクラブなのか分かっているわけですから。私がボルシアMGに所属していたのはまだ18歳と若かったですが、それでもどこかでクラブへの思いは残っていましたし、その動向は常に気にしていました。成功を収めようとしているこのクラブに加わるのは挑戦ではありますが、私は喜んで引き受けました。

――どれぐらいの関心を持ってボルシアMGの動向を追っていましたか?

ヘッキング ウォルフスブルクにとって、ボルシアMGは常に欧州カップ戦を争うライバルでした。ですから、チーム状況には常に目を向けていました。残念ながら今季前半戦は期待に応えることができていませんでしたが、ここ数年はとても強かったですしね。アンドレ・シューベルトが監督の座を追われなければならなかったのはとても残念です。近年、ボルシアMGが上位に食い込んでいたのは彼と(その前任の)ルシエン・ファブレの功績によるところが大きかったと思います。チームが再びその道に戻れるよう、私も全力を尽くしていくつもりです。

――メンヘングラートバッハには何度か敵将として訪れていますが、ボルシア・パークの雰囲気はどうですか?

ヘッキング スタジアムの雰囲気は監督を引き受けるに至った理由の一つでもあります。ボルシア・パークで試合をするのが楽しみですね。クラブにとってサポーターは財産でもありますから。前回ここに来た時は、退席処分という残念な形ではありましたが、スタンドの雰囲気を間近で経験できしました(笑)。チームが下位という難しい状況から立ち直るにはファンの力が必要です。ボルシアMGのファンはそれをきちんと理解してくれているので、何の心配もしていません。

© gettyimages / Oliver Hardt

――あなたは2015年にウォルフスブルクをドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)優勝に導き、年間最優秀監督にも選ばれました。周囲からの期待も大きいと思いますが、そこはいかがですか?

ヘッキング サッカーに期待はつきものですし、それが現実的なものであるなら問題はありません。外からではありますが、ボルシアMGは常に現実的な目標を設定しているクラブだと見ていました。何が実現可能なのかをよく理解しているクラブですし、サポーターもそこをしっかり分かっている。我々はその目標に届くようにやっていかなければいけません。チームにはリーグ戦の他に大事な2つのトーナメント(欧州リーグ、DFB杯)があります。そこでできるだけ勝ち上がっていきたいですね。ベルリンで一度でもDFB杯の優勝トロフィーを手にした人間なら、もう一度それをつかみ取りたいと思うはずです。ただし、中心になるのはあくまでもブンデスリーガでの戦いです。ウインターブレイクの後、できるだけ早く調子を取り戻したい。それができれば、欧州リーグ、DFB杯にも力を注ぐことができますからね。

――ウインターブレークは短く、後半戦に向けた準備期間はそれほどありません。この間に重点的に取り組むのはどのようなことになりますか?

ヘッキング 私個人としては、なるべく早く選手を知ることですね。日々の練習の中で1日も早く溶け込んでいかなければいけない。ダルムシュタットでの初陣まで与えられた時間は2週間半しかありませんが、かなり早い段階でお互いを理解できると確信しています。このクリスマス期間中も、私には片づけなければいけないことがあり、クラブの資料の中に深く埋もれているますよ(笑)。