Summary

  • ホッフェンハイムの新戦力ノートファイト
  • 一昨季まではボルシアMGに在籍
  • 主力が抜けた穴を埋める存在として期待大

ホッフェンハイムは6月20日、ジャスティン・ホーグマ(ヘラクレス/オランダ)、フローリアン・グリリッチュ(ブレーメン)に続く今オフ3人目の補強選手として、ウェストハム(イングランド)からDFハバール・ノートファイトを獲得した。

ディフェンス再構築のキーマン

27歳のノルウェー代表DFは一昨季までメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)で5年半にわたってプレー。ゼバスティアン・ルディとニクラス・ズューレがバイエルン・ミュンヘンへ、ピルミン・シュベークラーがハノーファーへと去ったホッフェンハイムの新たなキーマンとして迎え入れられた。

今季のチームを4位に導いたユリアン・ナーゲルスマン監督も、ノートファイトの能力を高く評価している。「彼は3バックも4バックもこなせるセンターバックで、ボランチとしても高い能力を持った理想的な選手だ」

アーセナルのリザーブチームで育ったノートファイトは、言葉ではなくプレーで存在感を示す不言実行タイプ。また、ガッツある選手としても知られており、ホッフェンハイムが求めていた人材に合致する。スポーツディレクターのアレクサンダー・ローゼン氏は、「ピッチ上に限らず、その人柄は素晴らしい。彼の加入で強化されるのは戦力面だけではない」とその人間性も評価している。

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欧州の舞台に臨むクラブに貴重な経験をもたらす

ノートファイトは2009/10シーズンに、期限付き移籍でニュルンベルクに加入してブンデスリーガデビュー。ボルシアMGでは加入直後からレギュラーの座をつかみ取り、通算152試合に出場した。本人は「イングランドではうまくいかなかった」と認めているが、「ブンデスリーガのことは知り尽くしている。ホッフェンハイムでは期待に応えられると確信している」とドイツでの再スタートに意欲を見せている。

ボルシアMG時代はクラブが残留争いの常連から欧州カップ戦を争うチームへと成長していく過程で大きな役割を担った。欧州チャンピオンズリーグ(CL)と欧州リーグ(EL)にも計18試合に出場しており、国際経験が少ないホッフェンハイムではその経験も重宝される。また、ノルウェーの世代別代表でプレーし、2011年にA代表でデビュー。すでに32キャップを刻み、先日の試合ではキャプテンも任された。

ノートファイトがルディとズューレの抜けた穴をどこまで埋められるかはまだ未知数だろう。ただ、守りのバリエーションを広げてくれるグリリッチュ、そしてノートファイトの加入によって守備麺の懸念が払拭できたのは間違いない。できる限りの手は打った。そんな自負とともに、ホッフェンハイムは初の欧州の舞台へ挑む。