Summary

  • シャルケ主将ヘーベデスのインタビュー
  • 昨季終盤に受けた手術から順調に回復中
  • 新シーズンの目標は欧州カップ戦出場権が得られる6位以内

ドメニコ・テデスコ新監督を迎えてチーム再建を目指すシャルケ。主将のベネディクト・ヘーベデスは昨季終了直前に鼠径部の手術を受けて別メニュー調整を続けているが、間もなくチームに合流できる見込みだ。シャルケをけん引する29歳に新シーズンの目標について語ってもらった。

――夏の休暇はどう過ごしましたか? ゆっくり休めましたか?

ヘーベデス プロになってこの10年、ほとんど休暇を取れていなかったので、まとまった休みがあった今年は有意義に使ったよ。シーズン終了目前に手術を受けたものの、4週間の休暇はゆっくり過ごすことができた。

――現時点のコンディションはどうですか?

ヘーベデス 特に良好というわけではないかな。まずはケガを治すことが先だったから、あまり多くのことはできなかった。2週間前に練習を再開したとはいえ、チームと一緒に練習するのはまだ無理だからね。

――休暇中に会いたくなったチームメートはいますか?

ヘーベデス ギド・ブルクスタラーにラルフ・フェアマン……他にもたくさんいるよ。とてもまとまりのあるチームだから、仲間との再会は楽しみだったね。

――中国に初訪問中ですが、この国にどんな印象を持ちましたか?

ヘーベデス 全く別の文化を持った国で、生活も全く違うし、世界の反対側に来た感じがするね。高層ビルが多く、うだるような暑さがある。空港でシャルケのファンがたくさん待ってくれていたのには驚いたし、とてもうれしかった。だから中国を訪れて良かったと思うし、滞在中の時間をうまく使いたいね。

――今季は新監督を迎えたこともあって、チームへの合流が楽しみなのでは?

ヘーベデス 練習内容が興味深く、熱血漢でチームに活力を与えているとチームメートから聞いている。とても楽しみだね。どの選手も練習メニューや監督の戦術をすごく素晴らしいと言っているんだ。それがピッチ上で体現できればいいね。僕らは昨季の分を取り返すつもりでいるしね。

© gettyimages / Simon Hofmann

――今季の目標は?

ヘーベデス 10位より上にいくこと(笑)。誰もが欧州カップ戦に出たいと思っているので6位以内だね。ただ、ブンデスリーガには多くのライバルがいる。特に中位は大混戦だ。バイエルン・ミュンヘンドルトムント、それからライプツィヒの後続には、強豪クラブにとって厄介な存在としてサプライズを起こせるチームがいくつかある。そういうのはリーグ全体にとってプラスだし、シャルケがいつそうなってもおかしくないはずだ。

――そうですね。しかし、サプライズチームというのはシャルケの目指すものではないのでは?

ヘーベデス もちろん、僕らが目指しているのは一過性のサプライズチームではなく、持続性のあるチームだ。だからこそ、クラブは将来性ある若手を数多く獲得した。若くて勢いがあり、僕らとともに成功を収めようとしている監督もいる。これからチーム全体で頑張っていきたい。

――新シーズンに向けて、個人的な目標は?

ヘーベデス まずはケガをしないこと。昨季はやっとシーズンを通して試合に出場することができて、それを痛感した。その中で、チームも好成績が残せればとても素晴らしい。そして、シーズン終了後にロシアで行われるワールドカップに出場できれば最高だね。

――あなたがチームの力になれるのはどのような部分でしょうか?

ヘーベデス 僕は人とコミュニケーションを取るのが得意なんだ。もし若手が悩んでいたりしたら相談に乗るよ。経験も積んできたからチームに落ち着きをもたらすことができるし、ピッチに立てば対人の強さで味方に安定感を与えられると思う。それから、セットプレーでは空中戦の強さを発揮したいね。

――2007年からシャルケでプレーしていますが、特別に印象に残っている試合はありますか?

ヘーベデス ドイツサッカー連盟カップ優勝や欧州チャンピオンズリーグ(CL)のインテル戦、シャルケで素晴らしい時を過ごしてきた。CLのラウンド16でレアル・マドリードとベルナベウで対戦したことも忘れられないね。今後もそうした思いができるかどうかは自分たち次第だと思う。