Summary

・ブンデスリーガ第21節2日目ヘルタ対バイエルン

・原口所属ヘルタのサイドアタッカー、エスワインの独占インタビュー

2月18日のブンデスリーガ第21節2日目、原口元気が所属するヘルタ・ベルリンは本拠地でバイエルン・ミュンヘンと激突する。ヘルタにとって上位戦線生き残りをかけた重要な一戦となるこの試合を前に、同クラブに所属するサイドアタッカー、アレクサンダー・エスワインが当サイト独語版との独占インタビューに応じた。


――次節はバイエルン戦です。このビッグマッチを前に、気分は高まっていますか?

エスワイン もちろんです。チケットが完売しているこのバイエルン戦に向けて、楽しみは増すばかりです。しっかりとファイトしたいですし、3ポイント、最低でも1ポイントは取りたいですね。難しい任務であることは分かっていますが。

――ヘルタはバイエルン戦直近11試合ですべて負けています。しかしあなた個人では、アウクスブルク在籍時にバイエルンを2回倒していますね。もはや“バイエルン・エキスパート”と呼んでもいいのではないでしょうか?

エスワイン そうですね(笑) 幸運にも2回、バイエルンから勝利を得ることができました。1度はアウェーで、そしてもう1度はホームでの試合でした。ドイツ最強のクラブを倒すためには、すべての条件が揃わなければなりません。もちろんバイエルンの攻撃を90分間ずっと食い止めるのは、ほぼ不可能です。したがって、彼らから白星を勝ち取るためには、きっと運も必要なのかもしれません。

© gettyimages / Alexandra Beier

――バイエルン戦での勝利というのは、あなたのキャリアにとってもハイライトなのですか?

エスワイン もちろんです。ジョゼップ・グアルディオラ監督の下、彼らは成功に満ちた日々を過ごしていました。だから特にアウェーでの勝利は格別でしたね。誰も我々が勝つとは思っていませんでしたし。

――今季のヘルタは、本拠地9戦で8勝をあげ、さらに失点はたったの4です。バイエルンもあなたたちのことを警戒してくるのではないかと思います。

エスワイン 私もそう思っています。先週のインゴルシュタット戦でもバイエルンは苦戦し、90分になってようやく点を決めることができました。我々もスペースを狭く保ち、彼らにとって難しいゲームになるよう頑張りたいですね。

――本拠地での戦績が素晴らしいのは確かですが、トップ5のチームとまだ今季はホームで対戦していません。

エスワイン ですが、我々がホームで非常に強いのは間違いありませんよ。

© gettyimages / Matthias Kern

――あなたは夏にベルリンへやってきました。当初は先発していましたが、その後ベンチスタートが多くなっています。なぜ先発から外れているのか、その理由をパル・ダールダイ監督から聞いたことはありますか?

エスワイン まず、どんな選手もキックオフからプレーしたいものです。監督が誰を先発起用するか悩むくらい、私は普段のトレーニングで全力を出しています。ただし、ヘルタは非常に良いチームですし、前半戦も良い出来でした。個人的には非常に満足していますよ。監督も、なぜ私が先発ではないのかについて、しっかりと説明してくれます。彼はいつも私にヒントをくれますし、「もっと自分を信じなさい。もっと良いプレーができるから」と言ってくれるんです。監督とはいつも良い意見交換ができてますね。

© imago / Simon

――開幕当初のような勢いが、今のヘルタからは感じられません。直近7試合のうち5試合で黒星です。いったい何が欠けているのでしょうか?

エスワイン おそらく我々が前半戦だけで勝ち点30を獲得するなんて、誰も予想してなかったでしょう。どんなシーズンでも必ず、うまくいかなくなる時が来るのです。今、我々は良い時の自分たちを取り戻せるように努力しなければなりません。例えば守備の時に、あと数mコンパクトにするなど、もっと効率的なサッカーも目指していかなければならないでしょう。しかし、「我々はどんな相手でも倒せる」という考えを私は失っていません。ひょっとしたら、このバイエルン戦がその時になるかもしれません。

――昨季、ヘルタは後半戦で大失速しました。今季もそれを繰り返してしまうのではないかという心配もありますが・・・。

エスワイン 負のスパイラルにはまってしまう危険性はいつもあります。ブンデスリーガはクラブ間の力関係が拮抗しています。我々は、これまでの流れを断ち切らなければなりません。今、我々は、しっかりと守備をして、シンプルなサッカーを心がけるべきなのです。そうすれば、昨季のようなことは絶対に防げるはずです。