プリシッチ、プレミアもバイエルンも興味なし!
ドルトムントのクリスティアン・プリシッチが将来的なライバルクラブへの移籍を否定した。2016/17シーズンをドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)優勝で締めくくり、アメリカ代表としてワールドカップ北中米カリブ海予選をこなしたプリシッチが自身の将来について語った。
長いシーズンを終え、故郷のペンシルベニア州で開催された「ハーシー・サマー・クラシック」(ユース年代のトーナメント)に姿を現したプリシッチは、地元メディアの取材を受けた際に少し意地悪な質問をされた。「いつの日かロベルト・レバンドフスキやマリオ・ゲッツェ、マッツ・フメルスのように、ドルトムントからバイエルン・ミュンヘンに移籍するのか」。これに対してプリシッチは率直に「それはない。それはできない」と返答した。
また、プリシッチはこうも付け加えた。「小さい頃はプレミアリーグでプレーしたいと思っていたけど、今はブンデスリーガでプレーしている。よそに行く計画はない。ドイツでプレーしたいと望んでいるからね。幸せだし、僕は満足している」
15歳でドルトムントに加入し、10代にして主力の一人に成長したプリシッチは、今年1月にドルトムントとの契約を2020年まで延長。更新時には、「ここには8万人のサポーターの前でプレーできる機会がある。世界一のサポーターだよ。ここより素晴らしい場所はない」と語り、現状に満足していることを強調していた。