Summary

  • ドルトムント18歳のプリシッチ、故郷アメリカに凱旋
  • 地元メディアの意地悪な質問を一蹴した

ドルトムントのクリスティアン・プリシッチが将来的なライバルクラブへの移籍を否定した。2016/17シーズンをドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)優勝で締めくくり、アメリカ代表としてワールドカップ北中米カリブ海予選をこなしたプリシッチが自身の将来について語った。

長いシーズンを終え、故郷のペンシルベニア州で開催された「ハーシー・サマー・クラシック」(ユース年代のトーナメント)に姿を現したプリシッチは、地元メディアの取材を受けた際に少し意地悪な質問をされた。「いつの日かロベルト・レバンドフスキやマリオ・ゲッツェ、マッツ・フメルスのように、ドルトムントからバイエルン・ミュンヘンに移籍するのか」。これに対してプリシッチは率直に「それはない。それはできない」と返答した。

また、プリシッチはこうも付け加えた。「小さい頃はプレミアリーグでプレーしたいと思っていたけど、今はブンデスリーガでプレーしている。よそに行く計画はない。ドイツでプレーしたいと望んでいるからね。幸せだし、僕は満足している」

15歳でドルトムントに加入し、10代にして主力の一人に成長したプリシッチは、今年1月にドルトムントとの契約を2020年まで延長。更新時には、「ここには8万人のサポーターの前でプレーできる機会がある。世界一のサポーターだよ。ここより素晴らしい場所はない」と語り、現状に満足していることを強調していた。

© gettyimages / Alexander Scheuber/Bundesliga/DFL

「ハーシー・サマー・クラシック」には82チームが集結したが、少年時代に同大会に参加したことがあるという地元出身のヒーローの登場にファンは熱狂。ファンの一人は「彼は最高の選手だから、ここに来て会いたいと思った」と語り、別のファンは「サインをもらいたくて来た。彼は地元出身だからね!」と興奮気味に話していた。

プリシッチは今季、ドルトムントで公式戦43試合出場とフル稼働。シーズン終了後も代表チームの一員としてプレーしていたが、代表監督のブルース・アリーナがゴールドカップのメンバーに招集しないと宣言したことで、ようやく休暇を取れることになった。アリーナ監督は「ヨーロッパで戦っている選手たちは長いシーズンを終えてW杯予選を戦った。彼らには休みが必要だ。(7月7日から開催される)ゴールドカップに出場しろというのは意味がない」と理解を示している。