Summary

  • バイエルンのミュラーが今季リーグ戦初ゴールを記録
  • ドルトムント所属ビツェルがさっそく初得点
  • ハノーファーのワイダントは4~5年前まで8部リーグの選手

香川真司が所属するドルトムントは、アクセル・ビツェルの活躍もあり大量4ゴールを記録。そしてトーマス・ミュラーらが得点を奪い、またしても開幕白星となったバイエルン・ミュンヘンなど、2018/19シーズンのブンデスリーガ開幕節の注目トピックスを5つ紹介する。

1)バイエルンが快調な滑り出し、しかしその一方で…

ブンデスリーガ6連覇中のバイエルンが、本拠地でホッフェンハイムを3ー1で下した。口火を切ったのは下部組織からの生え抜きミュラーで、その後エースFWロベルト・レバンドフスキも追加点。決めるべき人がきっちりとゴールを決め、結果の上では上々の滑り出しとなった。しかしその一方で、先発出場を飾った若きスピードスター、キングスレイ・コマンが前半終了間際にニコ・シュルツとの競り合いで左足首じん帯を断裂。同選手は8月26日にテュービンゲンで手術を受け、今後長期にわたって離脱することになった。

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2)ドルトムントが首位発進!

開始31秒でジャンケビン・オギュスタンの先制弾を許したドルトムントだったが、その後大量4ゴールで見事逆転勝利を手にした。1点をリードして迎えた43分には、新加入トーマス・デラネイのヘディングシュートがGKペーター・グラシに阻まれるも、空中に舞い上がったボールを、これまた新加入のアクセル・ビツェルが豪快なバイシクルでネットにねじ込んだ。これにより同選手は、27日に行われたドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)1回戦に続き、今季公式戦2試合連続で得点。早くもチーム内で抜群の存在感を放っている。

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3)8部リーグからブンデスリーガへ

大迫勇也の所属するブレーメンが、原口元気と浅野拓磨が所属するハノーファーを本拠地に迎えた一戦で、新たなサクセス・ストーリーが誕生した。途中出場からわずか75秒後、ハノーファーに先制点をもたらしたのは、23歳のヘンドリク・ワイダント。同選手は2013/14シーズンに地元クラブTSVグロース・ムンツェルでトップチームデビューを果たしたものの、そこはアマチュアチームしか存在しないクライスリーガ(8部)だった。

しかし当時18歳だったワイダントはそのシーズンに21得点を記録し、2014年夏にはオーバーリーガ(当時5部)のゲルマニア・エゲストルフへ移籍。そして今夏、そもそもはU23ハノーファーに加入したが、プレシーズンの働きが認められ一気に1軍へ。たった4~5年で8部からブンデスリーガへと飛躍を遂げている。

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4)今季ブンデスリーガ最初のダービー

今季最初の"ダービーの勝者"となったのは、レーバークーゼンを下したメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)だ。前半に獲得したPKをトルガン・アザールが外してしまうというハプニングはあったが、後半にヨナス・ホーフマン、ファビアン・ジョンソンらがゴールを奪い、2ー0の完封勝利。本拠地が約50km離れている強豪同士の対戦は、かつてリーグ3連覇を達成したこともあるボルシアMGに軍配が上がった。

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5)ウォルフスブルクが劇的勝利

2季連続で2部3位との入れ替え戦に臨むなど近年低迷が著しいウォルフスブルクは、今シーズン開幕戦で昨季2位のシャルケと対戦した。試合はジョンアンソニー・ブルックスが先制点を決めるも、ナビル・ベンタレブに同点弾を決められるという嫌な展開に。しかしドローになるかと思われた後半ロスタイム4分に決勝点を決めたのは、今夏シュトゥットガルトから新たに加わったダニエル・ギンツェック。同選手は試合後「感情が爆発してしまった」と語り、下馬評を覆した喜びに浸っていた。

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