Summary

  • ブンデスリーガ第34節、ハンブルガーSV対ボルシアMG
  • ハンブルク勝利もクラブ史上初の2部降格が決定
  • ハンブルク酒井と伊藤はフル出場。伊藤が決勝点アシスト

ブンデスリーガの最終節が5月12日に行われ、酒井高徳と伊藤達哉が所属するハンブルガーSVがホームでメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)と対戦した。試合はハンブルクが2ー1で勝利したものの、16位のウォルフスブルクが勝利したためハンブルクの初の降格が決定。酒井と伊藤はともにフル出場を果たした。

ハンブルガーSV 2ー1 メンヘングラートバッハ

降格回避のためには勝って他会場の結果を待つしかないハンブルクは立ち上がりから積極的な攻撃を見せる。開始1分、右サイドから中央に切れ込んだコスティッチがオープニングシュートを放つと、8分には伊藤のスルーパスからハントがエリア左に抜け出してクロスを送る。

そして9分、中央でホルトビーが放ったシュートがエリア内のザカリアの腕を直撃。主審は一度は流したものの、その後VARによってPKの判定が下される。これをハントが確実に決めて11分にハンブルクが先制した。

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その後もハンブルクが押し気味に試合を進めていたが、28分にカウンターからドルミッチに独走を許して失点。一瞬の隙を突かれてゲームは振り出しに戻る。それでも38分にはコスティッチのクロスからハントが、40分にはホルトビーのマイナスの折り返しからウッドがシュートを放つなど、試合の主導権を握ったまま後半へと折り返した。

後半に入ってもハンブルクの攻勢は続き、左サイドの伊藤が徐々に存在感を発揮。47分、48分の連続シュートで流れを作ると、54分にはショートコーナーから正確なクロスを供給してコスティッチにチャンスをお膳立てするなど、切れ味鋭い突破で再三チャンスを生み出していく。

56分にはシュタインマンがインターセプトからエリア内に持ち込んでシュート。58分にはCKからファーサイドでフリーのコスティッチが決定的なチャンスを迎えるが、いずれもGKゾマーの好セーブに阻まれる。逆に60分には、またも一瞬の隙を突かれてウェントに決定的なシュートを浴びるが、これは酒井がゴールライン手前でスーパークリアを見せて事なきを得た。

ハンブルクに待望の勝ち越しゴールが生まれたのは63分、相手のクリアミスを拾って左サイドの伊藤につなぐと、伊藤のマイナスの折り返しをホルトビーがダイレクトで蹴り込んで再びリードを奪う。

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71分にはウッドがこの日2枚目の警告を受けて退場処分となるが、残り時間を10人でしのいで2ー1の勝利。しかし、同時刻で行われていた16位ウォルフスブルクとケルンの一戦は4ー1でウォルフスブルクの勝利に終わり、ハンブルクのクラブ史上初の2部降格が決まった。

【得点】
ハンブルガーSV:ハント(11分/PK)、ホルトビー(63分)
メンヘングラートバッハ:ドルミッチ(28分)

【ラインナップ】
ハンブルガーSV(4ー1ー4ー1)
ポラースベック;酒井、パパドプロス、ユング、ドウグラス・サントス;シュタインマン(78分 エクダル);コスティッチ(82分 ジャッタ)、ホルトビー(89分 ワルトシュミット)、ハント、伊藤;ウッド(71分 退場)

メンヘングラートバッハ(4ー4ー2)
ゾマー;エルベディ、ギンター、ベスターガード、ウェント;ホーフマン(57分 トラオレ)、クラマー、ザカリア(57分 クイサンス)、アザール(78分 グリフォ);ドルミッチ、ラファエル

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