Summary

  • ブンデスリーガ第13節、ドルトムント対シャルケのルールダービー
  • ドルトムントが4点を先行するもシャルケが驚異の粘りで引き分け
  • ドルトムントの香川はベンチ入りしたものの出場機会はなし

ブンデスリーガ第13節の2日目が11月25日に行われ、香川真司が所属するドルトムントはホームでシャルケと4-4で引き分けた。香川に出場機会はなかった。

ドルトムント 4ー4 シャルケ

ブンデスリーガ通算91回目のルールダービーは立ち上がりから両チームの選手が激しく火花を散らす展開となる。開始12分に試合を動かしたのはホームの大歓声に後押しされたドルトムント。プリシッチが右サイドから入れたグラウンダーのクロスをニアのシャヒンが触れてコースを変えると、ファーサイドに詰めていたオバメヤンが押し込んで先制に成功する。

この先制点を皮切りに、ドルトムントは最近のスランプを感じさせないゴールラッシュを披露する。18分、シャヒンが右サイドから入れたFKがスタンブリのオウンゴールを誘発して追加点を奪うと、20分にはオバメヤンのピンポイントクロスにゲッツェが頭で合わせて3点目。さらに25分にはシュートのこぼれ球をゲレイロが華麗なボレーで叩き込み、一気に4点のリードを奪った。

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まさかの4失点にシャルケサポーターは静まり返るが、テデスコ監督は33分にディサントとマッケニーを下げてゴレツカとアリを投入。前半のうちに2枚の交代カードを切る大胆な采配で明確に反撃姿勢を打ち出す。

スタジアムがホームサポーターの拍手喝采に沸く中、シャルケは後半の頭からケーラーに代えてナスタシッチを投入。早くも交代枠を使い切り、背水の陣で後半に挑む。ナルドがヘディングシュートでゴールネットを揺らした54分のシーンはオフサイド判定によってゴールが認められなかったが、56分にはカリジュリが決定機を迎えるなど、シャルケが徐々に攻勢を強めていく。

シャルケの反撃がようやく実ったのは61分、スタンブリが自陣から前線にロングボールを送ると、これに反応したブルクスタラーがGKの頭上を超える技ありのヘディングシュートを沈めて1点を返す。さらに65分には、コノプリャンカが左サイドから入れたクロスをファーサイドでフリーになっていたアリが冷静に右足で押し込んで2点目。残り20分で2点差まで追い上げる。

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ドルトムントは68分、ヤルモレンコに代えてバルトラを投入して“火消し”にかかるが、72分にオバメヤンが2枚目のイエローカードを受けて退場。直後のブルクスタラーのヘディングシュートはGKバイデンフェラーが辛うじてしのぐが、シャルケの追い上げムードはさらに加速していく。

86分には右サイドからペナルティーエリア内に切れ込んだカリジュリが豪快な左足シュートを突き刺して1点差。スタジアムに緊迫した空気が漂い始める。そして後半アディショナルタイム4分、右CKをナルドが頭で叩き込んでついに同点。奇跡的な同点劇にシャルケの選手、スタッフ、サポーターは喜びを爆発させた。

4点のリードを守ることができなかったドルトムントはこれで6戦未勝利。試合後のスタジアムはホームサポーターのブーイングに包まれた。

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【得点】
ドルトムント:オバメヤン(12分)、OG(18分)、ゲッツェ(20分)、ゲレイロ(25分)
シャルケ:ブルクスタラー(61分)、アリ(65分)、カリジュリ(86分)、ナルド(90分+4)

【ラインナップ】
ドルトムント(3ー4ー2ー1)
バイデンフェラー;トプラク、ソクラティス、シュメルツァー;プリシッチ、ワイグル、シャヒン、ゲレイロ(83分 ザガドゥ);ヤルモレンコ(68分 バルトラ)、ゲッツェ(78分 カストロ);オバメヤン(72分 退場)

シャルケ(3ー3ー2ー2)
フェアマン;スタンブリ、ナルド、ケーラー(46分 ナスタシッチ);カリジュリ、マイヤー、オチプカ;マッケニー(33分 アリ)、コノプリャンカ;ディサント(33分 ゴレツカ)、ブルクスタラー