Summary

  • ロシアW杯にはブンデスリーガでプレーする選手が60人以上参加
  • 4年に一度の祭典は新たなスターが誕生する舞台
  • W杯で活躍が期待されるブンデスリーガのスター候補を紹介

ワールドカップはこれまで数々のニューヒーローを生み出してきた。前回のブラジル大会ではコロンビア代表のハメス・ロドリゲス(現バイエルン・ミュンヘン)が得点王に輝いて一気にスターダムを駆け上がった。2010年の南アフリカ大会ではトーマス・ミュラー(バイエルン)、2006年のドイツ大会ではルーカス・ポドルスキ(現ヴィッセル神戸)がベストヤングプレーヤー賞を受賞し、ワールドクラスへの一歩を踏み出した。この夏、世界が注目する大舞台で主役に踊り出るのは誰か。60人以上をロシアに送り込むブンデスリーガにもその可能性を秘めた候補は多い。

ロイスが悲願の大舞台へ

新たなスター候補としてまず名前が挙がるのがマーコ・ロイス(ドルトムント)だ。ドイツ国内ではすでに誰もが認めるスタープレーヤーだが、2014年のW杯、2016年の欧州選手権はいずれも直前のケガで不参加。ブラジル大会のファイナルで決勝点を決めたマリオ・ゲッツェ(ドルトムント)が、表彰式でロイスのユニフォームを掲げる姿は、彼の不運を象徴するシーンでもあった。「3度目の正直」でたどり着いた晴れ舞台は、その実力を世界に見せつける最高のステージになるはずだ。

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ゴールデンブーツを狙う点取り屋

クラブレベルでは文句なしの結果を残してきたポーランド代表のロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)もW杯は今回が初出場。これまで代表チームでは大きな成果を残していないが、ロシアの地はポーランドの顔として母国を成功に導くまたとないチャンスとなる。欧州予選で最多16ゴールを挙げた点取り屋は、ブンデスリーガとの“ダブル得点王”も視野に入れている。

レバンドフスキのクラブの同僚、ティアゴ・アルカンタラにとっても、ロシアW杯は名前を売る絶好の機会となるだろう。ティアゴはスペインが連覇を達成した2012年のユーロ、さらには2014年のW杯もケガで出場できなかったが、バルセロナ時代には欧州チャンピオンズリーグ優勝を経験している。今回は代表チームでも頂点に立つチャンスだ。

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明日のスターはブンデスリーガから!

W杯で一躍スターになったポドルスキ、ミュラーの系譜を継ぐ選手として、23歳のFWティモ・ウェアナー(ライプツィヒ)にも期待が集まっている。ブンデスリーガではこの2シーズンで計34ゴールをマーク。ヨアヒム・レーフ監督の下、ドイツの1トップとしてロシアでの飛躍を期す。

ドイツ代表以外では、フランス代表のベンジャミン・パバール(22歳、シュトゥットガルト)とコランタン・トリッソ(23歳、バイエルン)、スイス代表のマヌエル・アカンジ(22歳、ドルトムント)とブレール・エンボロ(21歳、シャルケ)もニューヒーロー候補だ。ブンデスリーガから2大会ぶりに“ベストヤングプレーヤー賞”が誕生する可能性は大いにありそうだ。

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