Summary

  • スタジアムはサポーターにとって胸躍る場所
  • ブンデスリーガのスタジアムはどこも個性的
  • 各クラブの本拠地を3回に分けて紹介

お気に入りのクラブのスタジアムは多くのサポーターにとって胸躍る場所。それもそのはず、ブンデスリーガには個性的かつ魅力的なスタジアムが数多くある。そんなブンデスリーガの本拠地を3回に分けて紹介していく。

ダルムシュタット:ヨナタン・ハイメス・シュターディオン・アム・ベレンファルトア

ベレンファルトアは“ポプラ”を意味する言葉で、ヘッセン南部では“ベレン”と呼ばれている。現在スタジアムがある場所は19世紀までポプラ林だった。そして、林にある“フォルトア(落とし格子)”は動物が逃げるのを防いでいた。こうした背景から“ベレンフォルトア”と名づけられており、スタジアムには今も多くのポプラが茂っている。スタジアムの命名権は化学・医薬品メーカーでダルムシュタットに本社を構えるメルク社が持つが、今季はネーミングライツを行使せず。スタジアムには昨年亡くなったサポーターのヨナタン・ハイメスさんの名前がつけられている。

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インゴルシュタット:アウディ・スポーツパーク

それまでのホームスタジアムだった“トゥヤ・シュターディオン”は、DFLから2年間という特別措置での使用しか認められていなかったため、2010/11シーズンから新スタジアムへ引っ越ししなければならなかったが、2010年7月24日、製油所跡地にアウディ・スポーツパークが完成。タイミングよくインゴルシュタットの新たな“我が家”となった。

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ハンブルガーSV:フォルクスパーク・シュターディオン

陸上トラック付きのフォルクスパーク・シュターディオンをサッカー専用競技場に建て替える工事が始またのは1998年のこと。ピッチを90度回転させるという大胆なアイデアにより、ハンブルガーのサポーターも西側のスタンドから北側のスタンドに指定席を移すことになった。多くのクラブが2006年のワールドカップ開催に合わせてスタジアムを改修する中、ハンブルクでは一足早い2000年に完成。当時のドイツで最もモダンなスタジアムとなった。

ブレーメン:ウェーザー・シュターディオン

ブンデスリーガのスタジアムでは唯一船着き場を持っているだけでなく、太陽光発電システムも備えているのがブレーメンの本拠地だ。2008年末、ドイツ最大となる1万6000平方メートルのソーラーパネルを設置。約300世帯の1年分にあたる電力を供給している。2004/05シーズンの開幕戦では、電気系統の故障で試合開始が1時間近く遅れるというハプニングがあったが、そんなところにもソーラーパネル設置の理由があるのかもしれない。

メンヘングラートバッハ:ボルシア・パーク

スタジアムは1990年代中頃までイギリス軍の兵舎があった場所に立っているが、2018年までに126の客室を持つホテルなどを備えた複合施設になる予定で、再び多くの人々がここで眠りにつくことになりそうだ。客室はボルシア・スタイルでコーディネートされるというから、ファンにとっては一度は泊まってみたいホテルなること必至。さらに、メンヘングラートバッハ戦の歴史を体験できる1000平方メートルもの広さを誇るスペースも設けられるという。

ウォルフスブルク:フォルクスワーゲン・アレーナ

このウィンターブレーク中にドイツでは初となるLED照明への切り替えを行っている。クラブ取締役のトーマス・レットガーマン氏も「我々のサポーター、そしてパートナーの皆さまを最新の照明設備でお迎えできる」と自慢げに語る。照明に予熱の必要がなく、すぐに均一なクオリティーの光を発することができるようになり、今月からは広告バナーや場内スクリーンのシンクロ操作も可能になっている。