Summary

  • ブンデスリーガから総勢65選手がW杯に出場
  • クラブの同僚対決や因縁の対決が目白押し
  • グループHではハメスとレバンドフスキが激突

間もなく開幕するロシア・ワールドカップにブンデスリーガからは総勢65名が出場。グループAを除くすべてのグループにブンデスリーガ所属選手が登場し、それぞれの国を背負って熱いバトルを繰り広げる。普段はチームメートとしてプレーするクラブの仲間がW杯では敵として激突。ドイツ最高峰の一戦デア・クラシカーもロシアの地に“出張”することになる。ブンデスリーガのファンならではのW杯グループステージの楽しみ方を紹介する。

■グループB(スペイン、ポルトガル、モロッコ、イラン)

現欧州王者ポルトガルと2010年のW杯覇者スペインが激突するグループリーグ屈指の好カードで、ラファエル・ゲレイロ(ポルトガル/ドルトムント)とティアゴ・アルカンタラ(スペイン/バイエルン・ミュンヘン)が対戦。ドイツの覇権をめぐる戦い“デア・クラシカー”の代理戦がW杯を舞台に繰り広げられる。アミーヌ・アリ(シャルケ)とアジズ・ブハドゥズ(ザンクト・パウリ)がメンバー入りしたモロッコがイベリア半島の2強にどこまで食らいつけるかも注目だ。

【注目カード】
6月15日(金) ポルトガル×スペイン
6月20日(水) ポルトガル×モロッコ
6月25日(月) スペイン×モロッコ

© gettyimages / Sebastian Widmann

■グループC(フランス、デンマーク、ペルー、オーストラリア)

グループ首位の座を懸けた一戦となりそうなのが第3戦のデンマーク対フランスだ。本命フランスにはコランタン・トリッソ(バイエルン)とベンジャミン・パバール(シュトゥットガルト)のW杯初出場コンビ、対するデンマークにはユスフ・パウルゼン(ライプツィヒ)、トーマス・デラネイ(ブレーメン→ドルトムント)、ヤニック・ベスターガード(メンヘングラートバッハ)がいる。また、マシュー・レッキー(ヘルタ・ベルリン)とロビー・クルーズ(ボーフム)がメンバー入りしたオーストラリアは、2強が潰し合う横でグループリーグ突破を目指すことになる。

【注目カード】
6月16日(土) フランス×オーストラリア
6月21日(木) デンマーク×オーストラリア
6月26日(火) デンマーク×フランス

© DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA

■グループD(アルゼンチン、クロアチア、アイスランド、ナイジェリア)

ブンデスリーガを代表する点取り屋、アンドレイ・クラマリッチ(クロアチア/ホッフェンハイム)とアルフレズ・フィンボガソン(アイスランド/アウクスブルク)の直接対決が第3戦で実現する。また、両ストライカーとナイジェリアのDFレオン・バログン(マインツ)によるゴール前でのマッチアップも見どころになりそうだ。クロアチアにはクラマリッチの他にもマルコ・プヤカ(シャルケ)、ティン・イェドバイ(レーバークーゼン)、アンテ・レビッチ(アイントラハト・フランクフルト)と計4人がメンバー入り。ブンデスリーガ勢の力を結集して上位進出を目指す。

【注目カード】
6月16日(土) クロアチア×ナイジェリア
6月22日(金) ナイジェリア×アイスランド
6月26日(火) アイスランド×クロアチア

© gettyimages / Martin Rose

■グループE(ブラジル、スイス、セルビア、コスタリカ)

ブラジルとコスタリカはブンデスリーガからの選手選出がゼロだったが、その分スイスに10選手、セルビアには3選手を送り込んでいる。スイスにはヤン・ゾマー、ニコ・エルベディ、デニス・ザカリア、ヨジップ・ドリミッチのボルシアMGカルテットを始め、ドルトムントのローマン・ビュルキとマヌエル・アカンジらが、そしてセルビアにはミロス・ベリコビッチ(ブレーメン)、フィリップ・コスティッチ(ハンブルガーSV)、ルカ・ヨビッチ(フランクフルト)が名を連ねている。ブンデスリーガではお馴染みの選手が勢ぞろいするスイス対セルビアは必見だ。

【注目カード】
6月22日(金)セルビア×スイス

© imago / Jan Huebner

■グループF(ドイツ、メキシコ、スウェーデン、韓国)

W杯連覇を狙うドイツには15人のブンデスリーガ戦士が集結。ドイツのライバルとなる3チームにもそれぞれブンデスリーガ所属選手が入った。ドイツは初戦でフランクフルトのマーコ・ファビアンとカルロス・サルセドを擁するメキシコと対戦。2戦目はエミル・フォースベルク(ライプツィヒ)らがいるスウェーデンと、最終戦はク・ジャチョル(アウクスブルク)がいる韓国を迎え撃つ。

【注目カード】
6月17日(日) ドイツ×メキシコ、スウェーデン×韓国
6月23日(土) 韓国×メキシコ、ドイツ×スウェーデン
6月27日(水) 韓国×ドイツ、メキシコ×スウェーデン

© imago

■グループG(イングランド、ベルギー、チュニジア、パナマ)

ミシー・バチュアイ(ドルトムント)、トルガン・アザール(ボルシアMG)、クーン・カステールス(ウォルフスブルク)の3人がベルギー代表入り。他の3チームにブンデスリーガ所属選手はおらず、グループGは優勝候補の一角にも挙げられるベルギーの戦いぶりを注視することになりそうだ。

【注目カード】
6月18日(月) ベルギー×パナマ
6月23日(土) ベルギー×チュニジア
6月28日(木) イングランド×ベルギー

© DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA

■グループH(ポーランド、コロンビア、セネガル、日本)

グループHは全4チームにブンデスリーガ戦士がそろった。最大の注目は何といってもブンデスリーガの顔でもあるバイエルンのロベルト・レバンドフスキ(ポーランド)とハメス・ロドリゲス(コロンビア)の対決だろう。欧州予選で最多16ゴールを挙げたレバンドフスキと前回大会得点王のハメスは第2戦で直接対決を迎える。日本は香川真司(ドルトムント)、長谷部誠(フランクフルト)、酒井高徳(ハンブルガーSV)ら7人が参戦。セネガルのサリフ・サネ(ハノーファー)も含め、ブンデスリーガ対決が目白押しの楽しみなグループとなる。

【注目カード】
6月19日(火) コロンビア×日本、ポーランド×セネガル
6月24日(日) 日本×セネガル、ポーランド×コロンビア
6月28日(木) 日本×ポーランド、セネガル×コロンビア

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