Summary

  • ブンデスリーガのニューカマーを紹介
  • 久保が期限付きでニュルンベルクへ
  • ドルトムントにはベルギー代表ビツェルが加入

ブンデスリーガの各クラブが新シーズンに向けて精力的に補強を進めている。ブンデスリーガ初参戦となる新戦力の中にはまだドイツでそれほど知られていない選手も多いが、その多くはこれからドイツで名前を売っていく有望なタレントたちだ。予習しておいて損はないだろう。

アクセル・ビツェル(ドルトムント←天津権健/中国)

年齢:29歳
国籍:ベルギー
ポジション:MF

ドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)1回戦を見れば、彼の存在がドルトムントにとってどれだけ重要か、お分かり頂けただろう。フュルトとのアウェー戦で後半ロスタイムの95分に同点弾を叩きこみ、チームを窮地から救ったビツェルは、ルシアン・ファーブレ監督が獲得を熱望した選手の1人だ。ロシアの地では、優れた状況判断と正確なパスでゲームを組み立て、ベルギー代表を後方から支えた陰の立役者であり、早速その能力を体感したマーコ・ロイス主将も「彼は自分の個性を試合で発揮してくれた。彼のような選手こそ、我々が必要としている選手だ」とベタ褒めしている。

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ハムザ・メンディル(シャルケ←リール/フランス)

年齢:20歳
国籍:モロッコ
ポジション:左SB

20歳という若さですでにモロッコ代表13試合に出場し、FIFAワールドカップ・ロシア大会にも参加。メンディルの脚力、ダイナミックなプレー、勇気を持って前に出ていく姿勢をドメニコ・テデスコ監督は高く評価しており、「このような才能あふれる選手と、次の成長過程を歩めるのは非常に楽しい」とコメント。バスティアン・オチプカ、アブドゥルラーマン・ババと左アウトサイドのポジションを争うことになるが、メンディルは「もっともっと成長したいし、シャルケが好成績を収められるよう貢献したい」と、チームの一員としてまずは自らのパフォーマンス向上に集中する構えだ。

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マルコ・グルイッチ(ヘルタ・ベルリン←リバプール/イングランド)

年齢:22歳
国籍:セルビア
ポジション:MF

元U20セルビア代表で、2015年のU20ワールドカップ優勝を経験。かつて所属したレッドスター・ベオグラードでもリーグチャンピオンに輝くなど、その経歴は輝いている。中盤の中央を得意とするグルイッチは、高いフィジカル能力を持っており、ボランチから“8番”、さらに“10番”のポジションも務められるほど、攻守において存在感を発揮する。またブンデスリーガ開幕9日前に獲得されたものの、ヘルタの戦術に早くもフィット。チームの起爆剤として期待されている。

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久保裕也(ニュルンベルク←ヘント/ベルギー)

年齢:24歳
国籍:日本
ポジション:FW

ニュルンベルクにとって、清武弘嗣、金崎夢生、長谷部誠に次いで第4の日本人選手となる久保は、ヤングボーイズ(スイス)でリーグ戦104試合出場26得点、ヘントでは56試合22得点と高い決定力を見せたFWだったが、右サイドやトップ下も柔軟にこなせる攻撃のオールラウンダー。ミヒャエル・ケルナー監督も「ボールを持てば、彼がどれくらいのクオリティーを持っているか分かるだろう。戦術的にも非常にクレバーだ」と賛辞を送っており、レギュラーとして起用されることが濃厚だ。

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イサークキーゼ・テリン(レーバークーゼン←アンデルレヒト/ベルギー)

年齢:26歳
国籍:スウェーデン
ポジション:FW

レーバークーゼンの最前線には、ルーカス・アラリオやケビン・フォラントといったトッププレーヤーが存在しているが、3番手のFWジョエル・ポーヤンパロが負傷により長期離脱中。その穴を埋めるべく獲得されたのが、ジュピラーリーグで得点を量産したテリンだ。今夏のW杯でもスウェーデン代表の一員として4試合に出場した同選手について、ハイコー・ヘアリッヒ監督は「イサークは我々の攻撃サッカーにおいて追加オプションとなる存在。彼の加入により、攻撃のバリエーションは増加するだろう」と、補強の理由を説明。特に、高い打点から放たれるヘディングシュートは、セットプレー時の重要な得点源となりそうだ。

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