Summary

  • 欧州カップ戦にも手が届く?
  • 旧友コンビがチームをけん引
  • 奥寺に続け!史上2人目の日本人選手

ブレーメンが超攻撃的サッカーでブンデスリーガを席巻した時代はとうに過ぎ、近年は下位低迷も珍しくなくなった。しかし約30年ぶりに日本人選手が再び加入し、エースをよく知る旧友も今夏古巣へカムバック。ブレーメンのファンが2018/19シーズンを心待ちにする理由とは?

1)欧州カップ戦にも手が届く?

今シーズン開幕から勝利に見放され続けたブレーメンは、第10節終了後にアレクサンダー・ヌーリ監督を解任。バトンを引き継いだフローリアン・コーフェルト監督はその後チームを上昇気流に乗せ、24試合で勝ち点37を獲得しており、1試合あたり1.54ポイントを稼いでいる計算になる。さらにこれを年間勝ち点に換算すると、欧州リーグ(EL)出場権を手にしてもおかしくない52ポイント超え。夏の準備期間すべてをチーム作りにあてることができる来季は、コーフェルト監督の本当の腕前が披露されるシーズンとなる。

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2)旧友コンビがチームをけん引

ブレーメンのエースFWマックス・クルーゼにとって、なんとも心強い味方が今夏加入した。ハノーファーからやってきたマーティン・ハーニクとクルーゼは、ともにSCフィアー・マーシュランデで育成期を過ごし、2006年冬に時を同じくしてブレーメンの下部組織へ移籍を果たした過去を持つ。そしてそれから3年半後の2009年夏、ハーニクはフォルトゥナ・デュッセルドルフへ、クルーゼはザンクト・パウリへプレーの場を移し、2人は離れ離れになっていったが、来季は9年ぶりに同じクラブで戦うことに。ベテランと呼ばれる年齢に差し掛かってきた彼らがどのようにブレーメンをけん引していくのか――同クラブのファンでなくとも必見のシーズンとなりそうだ。

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3)史上2人目の日本人選手

海外でプレーする日本人選手のパイオニアといえば、やはり奥寺康彦氏が挙げられる。そんな日本サッカー界のレジェンドがブレーメンに在籍した5シーズン、同クラブはリーグ準優勝3回、5位を2回という好成績を収めた。ケルンに所属し28歳でブレーメンへ移籍という奥寺氏と似通ったキャリアを歩む大迫勇也が、往年のブレーメンファンから「第2の“東洋のコンピューター”」と呼ばれる日は、間もなくやってくるかもしれない。