Summary

  • 第24節終了時点で4位と好調を維持するフランクフルト
  • 今季は一度も連敗なし。残留争いとは無縁のシーズンを過ごす
  • 欧州カップ戦の出場権獲得も現実味を帯びる

長谷部誠と鎌田大地が所属するアイントラハト・フランクフルトが欧州チャンピオンズリーグ出場権を狙える位置につけている。ブンデスリーガ第24節を終えて勝ち点39の4位。前節はシュトゥットガルト相手にシーズン7敗目を喫したものの、今季は敗れた次の試合で必ず勝ち点3を手にし、リーグ屈指の“立ち直りの早さ”を示してきた。

DFのティモシー・チャンドラーはシュトゥットガルト戦後、次のようにコメントを残している。「力を出し切れなかった。もう1試合できたぐらいだね。得点する方法が見つけられなかった。必要なことすべてにおいて何かが欠けていたと思う。単純なパスミスで何度もボールを失った。自ら招いた失敗だよ」

この自己批判の精神はニコ・コバチ監督率いるチームの特徴となりつつある。振り返れば最悪のパフォーマンスで0ー3の完敗を喫した第21節のアウクスブルク戦後も、フランクフルトの選手たちは公の場で自分たちを批判していた。

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チャンドラーはそうした行為に意味があると話す。「自分たちを認識するのは重要なことだ。試合で欠けていたことをトレーニングで取り組んでいる。良くなかったと分かっているからね。ハノーファー戦ではもっとうまくやらなければならない」

今季のフランクフルトは黒星を喫するたびに、必ず盛り返せるということを示してきた。それこそが、残留争いをするチームから欧州カップ戦の出場権を狙えるチームへと変貌を遂げた理由だろう。3月3日に行われるホームのハノーファー戦でフランクフルトは勝利を収めることができるのか。再び“立ち直りの早さ”を見せた時、いよいよ欧州カップ戦の出場権が現実味を帯びてくる。

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