Summary

  • 攻撃的サッカーを目指すヒュッター新監督
  • DFB杯王者として5季ぶりにEL参戦
  • 主力放出もクラブ幹部は戦力維持を約束

長谷部誠と鎌田大地が所属するアイントラハト・フランクフルトは、ドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)優勝を飾り、最高の形で今季を締めくくった。アドルフ・ヒュッター新監督の就任にともなう戦術の変化、そして欧州カップ戦へのカムバックなど、同クラブのファンが2018/19シーズンを心待ちにする理由とは?

1)攻撃的サッカーを目指す新指揮官

ニコ・コバチ監督のバイエルン・ミュンヘン移籍にともない、新たに指揮官の座に就いたのはオーストリア人のアドルフ・ヒュッター監督。今季ヤングボーイズ(スイス)を32年ぶりにスイスリーグ王者へと導いた同監督は、フランクフルトでの就任会見で「私はオフェンシブなサッカーを支持しています。もちろん攻撃だけをすることなど不可能ですし、守備に追われるような相手との試合もあるでしょう。しかし、積極的に前線へ出ていくようなチームを見たいと思って、ファンの皆さんはスタジアムに来てくれるのです」と話しており、ファンにとってスペクタクルな攻撃的スタイルを導入する意向だ。

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2)DFB杯王者としてヨーロッパの舞台へ

フランクフルトは2017/18シーズンの締めくくりとして行われたDFB杯決勝で、バイエルンを3ー1で撃破し、見事30年ぶりにタイトルを獲得した。これにより2018/19シーズンの欧州リーグ(EL)も本戦からの出場が決定。同クラブのファンは、2013/14シーズン以来となるヨーロッパの旅に同行することになった。5年前の彼らは数千人単位でアウェーのボルドー(フランス)やポルト(ポルトガル)の街中を闊歩しており、来たるシーズンも欧州各地で地元の人々を驚かせてくれるだろう。

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3)クラブ幹部が戦力維持を約束

守護神ルーカス・フラデツキーがレーバークーゼンへ、そして突破力に定評のあるマリウス・ウォルフもドルトムントへ移籍するなど、2人のキーマンを失ってしまったフランクフルトだが、フレディ・ボビッチ代表取締役は「2017/18シーズンと比べて、我々のクオリティーがさらにアップするようにしたいです」と、戦力維持を約束。「移籍市場での動きが重要になるでしょう。すでに我々は素晴らしい選手を抱えていますが、いくつかのポジションでさらなる補強も予定しています」とも話すなど、ファンも驚くようなビッグネームの加入が、今後幹部の口から発表されるかもしれない。