Summary

  • ライプツィヒのフォースベルクは今季5得点7アシストを記録している
  • 父親と祖父も母国スウェーデンでプロサッカー選手だった
  • フォースベルクの活躍は国際的な注目を浴びている

ブンデスリーガ第12節を終えた時点で5得点7アシスト。エミル・フォースベルクが首位を走るライプツィヒの快進撃を支えている。2015年1月にライプツィヒへ加入し、すぐさま飛躍を遂げた25歳のスウェーデン代表MFに関する10のポイントを紹介しよう。

1)フットボール一家

フォースベルクにはフットボーラーの血が流れている。祖父は1950年代にGIFスンズバルでプレー。父親も1980年〜1990年代にかけて同クラブで400試合以上に出場し、143ゴールを記録。彼が着けた背番号10が永久欠番になるほどのクラブのレジェンドだ。その息子のエミルもまた、三代続けてGIFスンズバルでデビュー。2009年に当時17歳で初出場を果たすと、2013年にマルメに移籍するまで、97試合に出場して24ゴールを挙げた。

2)フットボール一筋

スウェーデンで生まれ育ったフォースベルクは、アイスホッケーなど様々なスポーツに挑戦したが、選んだのはプロフットボーラーとしての道だった。フットボールで生きていけなかったらどうしていたかと問われたフォースベルクは「失業者か、もしくは父親と同じ消防署で働いていただろうね」と答えている。

3)マルメでのステップ

マルメ移籍直後こそ馴染むのに苦労したが、慣れてしまえば活躍するまで時間はかからなかった。アルスベンスカンで57試合19ゴールをマークし、2度のリーグタイトルに貢献。リーグ年間最優秀MFに輝き、欧州チャンピオンズリーグ(CL)でのプレーも経験するなど、確実にキャリアを積んでいった。

4)スウェーデン代表招集

U-19代表から招集を受けていたため、A代表選出に驚きはなかった。2014年1月に行われたモルドバとの親善試合で代表デビューを飾り、これまで24試合出場で3ゴールを記録。ユーロ2016では全3試合で先発メンバーに名を連ねていた。

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5)新たな舞台:ライプツィヒ

フォースベルクの活躍はスウェーデン国内からも注目を集めた。2015年1月、2年間過ごしたマルメからライプツィヒに移籍。するとすぐさま環境に適応し、2014/15シーズンの後半戦で14試合に出場した。さらに翌シーズンは32試合出場で8ゴールを挙げ、1部昇格の立役者となった。

6)フットボール一家その2

フォースベルクの奥さんもフットボーラーで、夫と同じくライプツィヒに所属。2人は2016年7月16日に結婚したばかりだ。

7)クラブへの献身

2016年に入ってブンデスリーガ1部昇格が近づいた頃、フォースベルクはライプツィヒと3年間の契約延長に至った。「このクラブがベストになることを望み、僕もベストになりたい。僕は成長を続け、このクラブで重要な役割を担ってきた。この新契約は僕にとってパーフェクトなもの。今以上にこのクラブに貢献していきたい」

8)上へ突き進む

フォースベルクがこれまで順調にキャリアの階段を上ってきたように、ブンデスリーガでも新たなステップを踏み出した。第3節のハンブルガーSV戦で今季初スタメンを果たすと、PKで初ゴールを記録し、その後は2アシストを記録。1得点2アシストの壮大な活躍で4-0の勝利に大きく貢献した。

9)リーグ戦の活躍を代表チームでも

フォースベルクはスウェーデン代表でも地位を確立している。最近では11月のロシアW杯欧州予選でフランス代表の守護神ウーゴ・ロリスから鮮やかなFKでゴールを奪って注目を浴びた。W杯出場権にも値するほどの素晴らしい先制弾だったが、その後ポール・ポグバとディミトリ・パイェにゴールを許して1-2で敗戦。それでも、フォースベルクのパフォーマンスは、リーグ戦での活躍をそのまま代表の試合にもつなげられることの証明だった。

10)快進撃の立役者

ブンデスリーガ第12節を終えて5得点は、ティモ・ウェアナーの7得点についでチーム2位。アシストはリーグトップの7を記録しており、得点、アシストの両面でライプツィヒの快進撃を支えている。躍進が続くフォースベルクとライプツィヒが作り出す物語はそう簡単には終わらないだろう。次の戦いは12月3日に本拠地で行われるブンデスリーガ第13節のシャルケ戦だ。

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