Summary

  • ドルトムントの新戦力フィリップが開幕から躍動
  • 第6節を終えて4ゴール2アシスト記録
  • そのプレースタイルはチームメートのロイスを彷彿とさせる

今夏にフライブルクからドルトムントに加入したマクシミリアン・フィリップが新天地で早くも本領を発揮している。6ー1の大勝を収めた第6節のメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)戦では大量得点の口火を切る2ゴールを記録。これで今季の成績は4ゴール2アシストとなった。

ドルトムントの攻撃陣にはピエールエメリク・オバメヤンを筆頭に、クリスティアン・プリシッチ、マリオ・ゲッツェ、香川真司、さらには新加入のアンドリー・ヤルモレンコらがそろうが、フィリップのキャリアやプレースタイルはケガで離脱中のマーコ・ロイスを彷彿とさせる。

ドルトムントに加入したのはともに23歳の時。両足が使えて、スピードとテクニックに優れ、前線の複数ポジションでプレーすることが可能。つまり、フィリップはロイスと同様、クラブが必要としているものをすべてを備えているのだ。

チームメートから「ミリ」の愛称で呼ばれるフィリップは、ヘルタ・ベルリンのユースアカデミーでキャリアをスタート。テニス・ボルシア・ベルリンとエネルギー・コットブスを経て、2013年に18歳でフライブルクに加入した。2014/15シーズンには早くもトップチームで24試合に出場。翌シーズンには31試合に出場し、チームの2部優勝とブンデスリーガ昇格に貢献した。

もっとも、フィリップの実力が真の意味で発揮されたのは2016/17シーズンだった。左右のウイングとセンタフォワード、セカンドストライカーを器用にこなし、負傷で25試合の出場にとどまりながら9ゴール2アシストを記録。フライブルクを7位に導き、欧州リーグ(EL)予選の出場権をもたらした。

© gettyimages / Michael Kienzler

フィリップはドルトムントと契約を結んだ後にこう語っていた。「ドルトムントからのオファーを断ることはできなかった。ドイツ、それから世界的に見てもビッグクラブだからね。このチームの一員になるのは名誉だし、満足している。こんなチャンスがどれだけあるか分からないし、僕は十分に成長して次のステップに行く年齢になったと思っている」

「イエローウォールはものすごい迫力だった。8万人のサポーターが僕らを応援しているなんて信じられないよ」。フィリップはジグナル・イドゥナ・パークの雰囲気をそう絶賛していたが、すでに8万人から応援されるチームの一員としてふさわしいことは証明した。今後はロイスと同様に、サポーターのお気に入りの選手になっていくことだろう。

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