Summary

  • 39歳の大ベテラン、ピサロがケルンに加入
  • 第7節のライプツィヒ戦で新天地デビュー
  • 最下位に沈むケルンの救世主となれるか?

ブンデスリーガの外国人選手最多得点記録を持つクラウディオ・ピサロが、再びブンデスリーガの舞台に戻ってきた。昨季限りでブレーメンを退団してからは無所属となっていたが、9月29日にケルンと1年契約を締結。2日後に行われた第7節のライプツィヒ戦で途中出場を果たした。10月3日に39歳の誕生日を迎えたベテランストライカーは、いまだ勝ち星なしで最下位に沈むケルンの状況を好転させることができるのだろうか。

「この難しい状況で我々を助けてくれると確信して獲得した。力強いフィニッシャーであると同時に、素晴らしい性格の持ち主だ。ピッチの中でも外でもチームを助けてくれるだろう」。ペーター・シュテーガー監督は入団会見の席でそう語り、ピサロの加入がチーム浮上のきっかけになることを期待した。

ブンデスリーガのファンはレジェンドの復帰を喜んでいるが、それはケルン加入で現役キャリアが延びた本人にとっても同じだ。ピッチから離れていた数カ月間はまるで砂漠をさまよっているような感覚だったが、ラインエネルギー・シュターディオンで新たな生き甲斐を見つけたのだ。

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チームに与える好影響

ブンデスリーガでのプレーは約4カ月ぶりとなったが、ピサロのコンディションは非常に良好だ。また、前所属のブレーメンでは1トップとして常にゴールを背にしてプレーしなければならなかったが、プレースタイルが異なるケルンでは状況も違ってくるだろう。

毎試合フル稼働は望めなくても、ジョン・コルドバの横でプレーすることで彼の能力を引き出す効果が期待できる。少なくとも、アントニー・モデステの代役として過度にプレッシャーがかかっていたコルドバの負担を軽減してくれるはずだ。実際、インタビューでは「チームメートはリラックスすべきだ。自分に重荷を背負わせてくれていい」とベテランらしいコメントを残している。

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南米コンビを結成か?

ピサロの加入により、コルドバは同じスペイン語を話すチームメートに恵まれることになった。これも24歳のストライカーにとっては大きな違いだ。もちろん、プレー面でピサロから学ぶことも多いだろう。

ピサロはペナルティーエリア内で仕事をする典型的なストライカーだ。バイエルン・ミュンヘン時代はカルステン・ヤンカーやロイ・マカーイ、ロケ・サンタクルスといったターゲットマンと前線でコンビを組み、ゴール前で仕上げの仕事をこなしていた。ケルンでは同じような関係をコルドバと築くことになるだろう。

39歳のピサロに二桁得点は望めないかもしれないが、ケルンが最下位から脱出するための道しるべになってくれるだろう。また、シュテーガー監督が語ったように、その存在で自信を失いかけた選手たちを盛り上げてくれるはずだ。ケルンはここから巻き返すことができるのか。すべてはピサロという存在を正しく活用できるかどうかに懸かっている。