Summary

  • ケルンのクラウディオ・ピサロが移籍後初ゴール
  • 39歳での得点はブンデスリーガ史上4番目の年長記録
  • 1999年の初得点から20年連続ゴールの偉業達成

3月4日に行われたブンデスリーガ第25節のケルンシュトゥットガルトで新たな偉業が達成された。今季からケルンでプレーするベテランFWのクラウディオ・ピサロが移籍後初ゴールをマーク。ピサロにとってはブンデスリーガで20年連続の得点となった。

偉業の始まりは1999年

偉業達成への第一歩はピサロが母国のアリアンサ・リマからブレーメンに移籍した1999年だった。当時20歳のピサロはまだ無名の存在だったが、優れたテクニックと高い得点力で1年目から10ゴールをマーク。すぐにサポーターの心をつかむと、2年目にはほぼ倍増の19ゴールを挙げた。

2001年にはバイエルン・ミュンヘンに引き抜かれて6年間プレー。チェルシー(イングランド)での1年を挟んで2008年にブレーメンに戻り、2012年からは再びバイエルンでプレーした。2015年からは三たびブレーメンのユニフォームに袖を通し、昨夏に活躍の場を求めてケルンへ加入。39歳となった今も得点力が健在であることを証明した。

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18シーズン中12シーズンで2桁得点

ピサロにとっては今季がブンデスリーガ在籍18シーズン目、ドイツに渡ってからちょうど20年目を迎えたが、これまでの18シーズンのうち実に12シーズンで2桁得点を記録。自己最多の19ゴールを挙げたブレーメン時代の2000/01シーズンを筆頭に、2008/09シーズンと2011/12シーズンにもそれぞれ17ゴール、18ゴールを決めている。

3つのクラブで積み上げたブンデスリーガ通算得点数は、外国籍選手としては歴代最多の「192」。39歳と5カ月1日で決めた今回のゴールは、ミルコ・ボタバ(40歳3カ月30日)、マンフレッド・ブルクスミュラー(39歳7カ月14日)、モルテン・オルセン(39歳6カ月18日)に次ぐ史上4番目の年長記録となった。

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20年連続ゴールは史上2人目

これまでブンデスリーガで20年連続ゴールを挙げているのは、ピサロ以外では1968年から1987年までプレーしたシャルケのレジェンド、クラウス・フィッシャーのみ。もしピサロが来季もブンデスリーガのピッチに立ち、さらにゴールを決めることになれば、歴史上初めての偉大な記録が達成される。この2年は負傷で長期離脱を強いられたが、ケガなく過ごした2015/16シーズンは28試合で14得点を挙げ、ブレーメンを残留に導いた。まだまだ若い選手に負けないだけの力があるのは実証済みだ。