Summary

  • バイエルンのビダルが右ひざの手術で今季絶望に
  • 3冠を目指すチームにとって大きな痛手
  • 代役候補はトリッソ、ミュラー、ティアゴの3選手

バイエルン・ミュンヘンのアルトゥーロ・ビダルが右ひざの手術に踏み切り、今季中の戦列復帰が絶望的となった。3冠に向けて重要な局面を迎えているチームにとっては大きな痛手だが、ユップ・ハインケス監督はビダル離脱の影響をいかにして最小限に抑えるのか。代役として鍵を握りそうなのがコランタン・トリッソ、トーマス・ミュラー、そしてティアゴ・アルカンタの3選手だ。

最有力候補はトリッソ

3人の代役候補のうち、最も順当なのはトリッソの起用だろう。プレースタイルという点でビダルに最も近く、実際にビダルが欠場した最近のリーグ戦5試合のうち4試合でピッチに立っている。不安要素があるとすれば、まだ23歳と若く大一番での経験が少ないこと。これから臨む欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝、そしてドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)決勝は未知の舞台となる。もっとも、これはどの選手も通ってきた道。トリッソがその重圧を乗り越えてクオリティを示す可能性は十分にある。

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オールラウンダーのミュラーがプランB

ワントップ、トップ下、右サイド…攻撃的なポジションならどこでもこなすミュラーが代役候補の2番手だ。17日に行われたDFB杯準決勝のレーバークーゼン戦では、ビダルのポジションを務めてハットトリックを達成。代役以上の働きで6ー2の大勝に貢献した。CL準決勝で対戦するレアル・マドリードのような攻撃力が高いチームを相手にした時に守備力を求められることになるが、高いサッカーIQを持つミュラーならば心配は無用だ。

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3つ目の選択肢はエレガントさのティアゴ

ハビ・マルティネス、ハメス・ロドリゲス、そしてティアゴ。中盤の構成をこの組み合わせにすれば、スムーズな組み立てやボール支配率の向上が期待できる。3人の間には言葉の壁もなく、広範囲を走ることをいとわないティアゴとハメスは守備面においても計算が立つ。ティアゴとハメスのコンビによるクリエイティブな攻撃が機能すれば、このバリエーションも有効なオプションになりそうだ。

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