Summary

  • ヒッツフェルト氏との独占インタビュー
  • 8月18日に開幕のブンデスリーガ、新シーズンの展望

2017/18シーズンのブンデスリーガは8月18日、現在5連覇中のバイエルン・ミュンヘンレーバークーゼンの一戦で開幕の時を迎える。そこで当サイト独語版は、ドルトムントやバイエルンで監督を務めた経験を持つオットマー・ヒッツフェルト氏との独占インタビューを行い、来たるシーズンについて語ってもらった。

――果たしてバイエルンを脅かすクラブは現れるのでしょうか?

ヒッツフェルト氏 バイエルンとその他クラブの間にある差は、これまでと同じようにとてつもなく大きいです。フィリップ・ラームやシャビ・アロンソが抜けても、バイエルンのチーム力は昨季とほとんど変わりません。ヨシュア・キミッヒや新加入コランタン・トリッソがその穴をしっかりと埋めるでしょう。ですから、バイエルンが大きくリードしていると、私は見ています。

――では、バイエルンを追う立場として最も有力なのは、どのクラブになりますか?

ヒッツフェルト氏 ドルトムントは昨季と比べ良いチームになっていると思います。しかし昨シーズンのドルトムントはバイエルンより18ポイントも少なかったですし、私個人の意見ですが、このポイント差を半分に減らすことができれば、ドルトムントにとっては成功と言えるのではないでしょうか。もっと緊張感があるほうがブンデスリーガにとっては良いのでしょうが、以前と変わらずバイエルンが最も強いチームですよ。

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――ドルトムントはピエールエメリック・オバメヤンの移籍を食い止めました。これはブンデスリーガ全体にとって良いニュースではないでしょうか。

ヒッツフェルト氏 オバメヤンが残るというのは、ドルトムントにとっても、ブンデスリーガにとっても良いことです。彼抜きでは、ドルトムントはバイエルンを脅かすことができません。彼がいるのといないのとでは、チームがまったく変わって見えますからね。

――2016/17シーズンに低迷したクラブの中で、今季浮上してくるクラブはどこでしょうか?

ヒッツフェルト氏 シャルケは再び強さを取り戻すと考えています。レーバークーゼンも同じですね。メンヘングラートバッハ(ボルシアMG)は昨季後半戦で良い試合をしていましたし、彼らも上の順位に来ると思います。ウォルフスブルクはどうでしょうか…彼らにはアイデンティティが欠けていると、私は思っています。

――昨シーズン2位になったライプツィヒについてはいかがですか?

ヒッツフェルト氏 今シーズンも上位に来ると思いますし、もしそうなれば彼らにとっては成功と言っていいでしょう。しかし昨季に比べると、やや難しいものになると思います。なぜならライプツィヒは欧州チャンピオンズリーグ(CL)も戦わなければなりませんし、体力やメンタルを消耗しやすいシーズンとなります。ミッドウィークにパリやロンドンで試合をして、週末にブンデスリーガを戦うというのは、決して簡単なことではありません。しかも相手はどこも、昨シーズン対戦した相手とはレベルが違います。エミル・フォースベルクやナビ・ケイタのような主力がクラブに忠誠を誓うことが、何よりも大事になってきます。

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――ホッフェンハイムはどうでしょうか。昨季と同じように4位くらいになるとお考えですか?

ヒッツフェルト氏 ユリアン・ナーゲルスマン監督は素晴らしい仕事をしています。勇気があり、良い意味で図々しいサッカーをチームに植え付けていますね。私は大好きですよ。たった30歳で、すでにものすごく成長している監督です。この成功を確固たるものにするのは、簡単な任務ではありません。ですが、私は彼のことを信頼していますよ。

――ヘルタ・ベルリンケルンは再び欧州カップ戦出場権を獲得できるでしょうか?

ヒッツフェルト氏 特にケルンは難しいでしょうね。アントニー・モデステの穴を埋めるのは、非常に難しいことですから。彼が抜けたことによって生じる重荷に耐えなければなりません。そして欧州リーグ(EL)とブンデスリーガを同時にこなしていくのは、簡単なことではありません。