2009年以来となるゴールを決めて喜びを爆発させるバートシュトゥーバー - © imago
2009年以来となるゴールを決めて喜びを爆発させるバートシュトゥーバー - © imago
ブンデスリーガ

待ちわびた「特別な瞬間」

8月26日に行われたブンデスリーガ第2節のシュトゥットガルト対マインツ戦で、ホルガー・バートシュトゥーバーが大きな仕事をやってのけた。2009年12月以来、2822日ぶりとなるゴールを挙げて1ー0の勝利に貢献。シュトゥットガルトにブンデスリーガ復帰後初勝利をもたらした。

2度の前十字じん帯断絶、太ももの筋断絶、足首の骨折……。バートシュトゥーバーは過去5年間にわたって大きなケガを繰り返してきた。だが、多くの人が「彼のサッカー人生は終わった」と考える中、本人だけは決して諦めることなく、不屈の精神で試練を乗り越えてきた。

ようやく本格復帰を果たしたバートシュトゥーバーは、昨季後半に期限付きでシャルケに加入。そして今夏は長年在籍したバイエルン・ミュンヘンからの退団を決意し、フリーでシュトゥットガルトに加入した。そうして迎えた開幕2戦目、本人が待ちわびていた瞬間が訪れた。「特別な瞬間だ。鳥肌が立ったよ。実際に経験しなければ想像するのは難しい。本当に素晴らしい気持ちだとしか言えない」

バートシュトゥーバーはマインツ戦で8度の競り合いすべてに勝ち、3バックの中央でマインツの攻撃を完封した。前半はピッチ上の誰よりも多くボールに触れ、優れた中盤の選手のように冷静に38本のパスを供給。そのパス成功率は90%にも及んだ。

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