Summary

  • バイエルンの18歳マイがブンデスリーガ初出場
  • チームメートのサポートを受け3ー0の勝利に貢献
  • 2000年代生まれではバイエルンデビュー第1号

バイエルン・ミュンヘンのラースルーカス・マイ(18)が、第31節のハノーファー戦でブンデスリーガ初出場を飾った。“ミレニアム世代”のマイはジェローム・ボアテングとのコンビでセンターバックとしてプレー。バイエルンで2000年代生まれの選手がデビューするのは初めてのことだ。

3週間遅れの誕生日プレゼント

開始3分には相手にFKを与えてしまう場面もあったが、その後は堂々たるプレーを披露。ユップ・ハインケス監督も「ミスがあって当然だと思っていたが、それが一つもなかった」と合格点を与えた。アルトゥーロ・ビダル、ダビド・アラバの戦線離脱と、欧州チャンピオンズリーグ準決勝を見据えたターンオーバーによって巡ってきたチャンス。先月31日に18歳になったばかりのマイにとっては、3週間遅れの誕生日プレゼントとなった。

将来を嘱望されるDFは14歳でディナモ・ドレスデンのユースからバイエルンに移籍し、昨季はU-17のカテゴリーでドイツ王者に輝いた。今季開幕前にトップチームの練習参加を許され、テストマッチにも数試合出場。シーズン途中に指揮官が変わっても、積み上げてきたアピールが振り出しに戻ることはなかった。

ハインケス監督はウィンターブレーク中のドーハ合宿にマイを帯同させたほか、日頃のトレーニングに参加させて間近でその成長を見守ってきた。指揮官は190センチの長身を生かした空中戦の強さと高いビルトアップ能力を高く評価し、ついにトップチームのピッチに送り出した。

© gettyimages / Oliver Hardt/Bongarts

初めの一歩は成功。先輩も喜ぶ堂々のデビュー

周囲もマイが緊張せず、本来のパフォーマンスを発揮できるようにとしっかりサポート。自身も17歳でブンデスリーガ初出場を果たしているニクラス・ズューレは、6番の位置で精力的にスペースを埋めてマイを助けた。「待ち焦がれていたピッチに初めて立つ緊張がどれほどだったか、自分がデビューした時のことを思い出したよ。何回か彼にボールを預けて連係してみたけど、反応は抜群だったね。素晴らしい才能があると思う」

マイと同じようにバイエルンのユースで育ったトーマス・ミュラーは、「試合が進むにつれて自信をつけていった。グッドジョブだったよ。中盤にボールを出す場面でもとても落ち着いていた。彼の最初の一歩は成功だね。ユース部門にはこれを続けていってほしい」と後輩にエールを送った。

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