Summary

  • 15年ぶりにカムバック
  • クラブの“ドイツ代表化”を推進?
  • バイエルンを支えてきた“ロベリー”

ユップ・ハインケス監督からニコ・コバチ監督へ――バイエルン・ミュンヘンのファンが2018/19シーズンを心待ちにする理由とは?

1)15年ぶりにカムバック

今季限りでその職を退いたユップ・ハインケス監督の後任に選ばれたのは、2001年から2003年までバイエルンのユニフォームを身にまとっていたニコ・コバチ監督だ。同監督は長谷部誠と鎌田大地が所属するアイントラハト・フランクフルトを2季連続でドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)決勝に導き、2度目の挑戦となった今季、ついに優勝を勝ち取るなど、フランクフルトに30年ぶりとなるタイトルをもたらした。15を超える異なった国籍の選手が集う中、彼らを巧みにまとめあげ結果を残したコバチ監督が、ドイツ最大のビッグクラブでどのような采配を見せるのか――ファンでなくとも、新生バイエルンへの興味は尽きない。

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2)クラブの“ドイツ代表化”を推進?

バイエルンの幹部は「近い将来、ドイツ代表にバイエルン所属選手を多数送り込むことを目標とする」と明言した。同クラブはすでに昨夏、ニクラス・ズューレとゼバスティアン・ルディを、そして冬の移籍市場でもサンドロ・ワーグナーをそれぞれホッフェンハイムから獲得。このうちズューレとルディがFIFAワールドカップ・ロシア大会に臨むドイツ代表に選出されており、また今夏もシャルケからレオン・ゴレツカ、そしてホッフェンハイムに期限付き移籍していたセルジュ・ニャブリを補強している。ブンデスリーガ屈指の資金力を持つバイエルンだけに、今後さらなるドイツ代表選手を獲得したとしても、なんら不思議ではない。

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3)バイエルンを支えてきた“ロベリー”

2007年から在籍する現在35歳のフランク・リベリと、2009年に加入した34歳アリエン・ロッベンはこれまでバイエルンの両翼を担い、数々のタイトル獲得に貢献してきた。両者は今シーズン限りで切れる契約をともに1年間延長しており、2018/19シーズンもアリアンツ・アレーナでプレーすることが決まっている。しかし彼らの年齢とクラブの世代交代を考えれば、来季がバイエルンでのラストシーズンとなる可能性も否定できない。バイエルンファンには“ロベリー”の雄姿をしかと見届けて頂きたい。