Summary

  • CLグループステージ第5節、アンデルレヒト対バイエルン
  • 劣勢を強いられるも2ー1でバイエルンが勝利

欧州チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節が11月22日に行われ、バイエルン・ミュンヘンは敵地でアンデルレヒトと対戦し、2ー1で勝利した。

アンデルレヒト 1ー2 バイエルン・ミュンヘン

ホームの大声援を背にするアンデルレヒトに序盤から激しいプレスを仕掛けられ、バイエルンはビルドアップすらままならない展開となる。まずは8分、雰囲気に飲まれたのか、ボアテングのクリアがアンニに当たってしまい、こぼれ球を拾ったテオドルチュクに至近距離からシュートを打たれる。これをウルライヒが間一髪セーブし、跳ね返りをアンニにミドルレンジから狙われたが、2度目のシュートもバイエルン守護神が防いだ。

© gettyimages

続く17分、ボアテングのクリアが短くなってしまったところをつながれ、ペナルティーエリア右に進入したアッピアーがニアサイド目がけて右足を振り抜くも、再びウルライヒがブロック。

30分にはアンニのダイアゴナルパスがあっさりバイエルン守備陣を切り裂き、テオドルチュクがGKと1対1になる場面を迎えた。しかしこの絶好機でテオドルチュクはまさかのシュートミスを犯し、ボールは右ポストの外側に流れる。

© gettyimages / EMMANUEL DUNAND/AFP/Getty Images

レバンドフスキへの縦パスをことごとく遮断され、前線から中盤、後方にいたるまで、バイエルンにはまったく良いところがないまま時間が進む。39分にも、トリッソのバックパスをテオドルチュクに奪われ、4度目の決定的ピンチを迎えたが、この日は最後尾で守るウルライヒが大当たり。ここでも右足1本でブロックし、先制点を与えまいと奮闘する。

すると44分、ここまでミスがなく、攻撃のキーマンとしてボールを回していた司令塔ティアゴが、負傷のためピッチを去ることに。さらにスコアレスのまま迎えた後半立ち上がりの48分にも、キャプテンマークを巻くロッベンが左太もも裏を気にする仕草を見せながらベンチに交代を申し出る。劣勢を強いられるバイエルンは、思わぬ形で2枚のカードを使うことになってしまった。

© gettyimages

しかしドイツ王者を自負するバイエルンが、一瞬のチャンスを見事得点に結びつける。素早く前線に運ぶと、ハメスがためを作り、外側を追い越していくトリッソにパス。そこからグラウンダーセンタリングがゴール前に入ると、最後はレバンドフスキが冷静にネットへ流しこんだ。

このままバイエルンが一気に流れを手繰り寄せるかと思われたが、63分にデシャハトの放り込んだクロスを、前半に再三の決定機を逃したテオドルチュクがヘディングで折り返し、最後はアンニが右足でゴール。リードはたった12分間で終わり、試合は振り出しに戻ってしまった。

ところが77分、中央のハメスが右のスペースへ展開すると、オーバーラップしたキミッヒのセンタリングをトリッソがヘディングで追加点。再びリードしたバイエルンがこのまま逃げ切り、悪い内容ながらも敵地で勝ち点3を獲得している。

© gettyimages

【得点】

アンデルレヒト:アンニ(63分)
バイエルン・ミュンヘン:レバンドフスキ(51分)、トリッソ(77分)

【ラインナップ】

アンデルレヒト(4ー3ー3)
セルス;アッピアー、スパイッチ、カラ、デシャハト;クムス、トレベル、デンドンカー;ゲルケンス(65分 オニェクル)、テオドルチュク(82分 ハルバウィ)、アンニ(71分 ブルーノ)

バイエルン(4ー3ー3)
ウルライヒ;キミッヒ、ボアテング、ズューレ、フリードル;トリッソ、ルディ、ビダル(87分 フメルス);ロッベン(48分 マルティネス)、レバンドフスキ、ティアゴ(44分 ハメス)