Summary

  • ブンデスリーガ第29節2日目、ハンブルク対シャルケ
  • ハンブルクがシーソーゲームを制し、最下位から脱出
  • 酒井と伊藤はフル出場、伊藤はチーム2点目の起点に

ブンデスリーガ第29節2日目が4月7日に行われ、酒井高徳と伊藤達哉が所属するハンブルガーSVは本拠地でシャルケと対戦し、3ー2で勝利した。酒井と伊藤はフル出場。伊藤は得意のドリブルでチーム2点目の起点になった。

ハンブルガーSV 3ー2 シャルケ

スコアが動いたのは開始から9分後、右からのFKをカリジュリがゴール前に送ると、DFの背後に飛び込んだナルドがヘディングシュート。これがネットを揺らし、敵地に乗り込んだシャルケが先制点を奪う。

しかし奇跡の残留劇へ望みをつなぎたいハンブルクも17分、左サイド高い位置でサントスがロングスローを放り込むと、ゴール前に入ってきたコスティッチが頭で合わせ、すぐさま同点に追いついた。

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勢いを保つハンブルクは29分、積極的に1対1を仕掛け続ける伊藤が、ペナルティーエリア左でスタンブリの寄せをかわしセンタリング。これを受けたホルトビーの1本目のシュートはシャルケ守備陣にブロックされ、味方が跳ね返りをつないだ後、ホルトビーが再度ゴールを目指して左足を振り抜いたが、これも枠を捉えることはできなかった。

続く37分には、右からのクロスに対しオフサイドぎりぎりで裏に抜け出したワルトシュミットが、GKと1対1となった場面でシュートを放ったものの、シャルケ守護神フェアマンのファインセーブに遭ってしまう。

© gettyimages / Stuart Franklin

同点のまま後半に突入すると、まずは50分、シャルケゴール前での浮き球をハントが横に流し、酒井が地を這う強烈なミドルシュートを放ったが、ボールは左ポストの数cm外側へ流れる。

するとその2分後、左サイドの伊藤が得意のドリブルでカリジュリとゴレツカを置き去りにし、中へ折り返す。これにゴール前のホルトビーがヒールで合わせ、ナスタシッチにブロックされるも、再びホルトビーが胸でゴールに押し込み、ついにハンブルクが逆転に成功する。

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しかし来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したいシャルケも意地を見せる。63分、ケーラーからのスローインを受けたマッケニーが前線へスルーパス。ゴレツカのシュートはGKポラースベックに防がれたものの、サポートに来ていたブルクスタラーがこぼれ球をゴール左下に流しこむ。

だが同点に追いつかれようとも、ハンブルクの闘志が尽きることはなかった。84分、ヤッタからパスを受けたハントは、敵が来ないと見るやゴール方向にドリブルで進み、約22mの位置からミドルシュート。フェアマンが一歩も動けないほど鋭い弾道のボールはネット右上に突き刺さり、ハンブルクがまたしてもリードを奪った。

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そしてこのまま90分間の戦いは終了。昨年11月下旬、第13節ホッフェンハイム戦以来となる白星を飾ったハンブルクが、最下位を脱出した。また、武藤嘉紀が所属するマインツと引き分けに終わった大迫勇也のケルンが、ハンブルクと入れ替わりで18位に転落している。


【得点】

ハンブルガーSV:コスティッチ(17分)、ホルトビー(52分)、ハント(84分)
シャルケ:ナルド(9分)、ブルクスタラー(63分)

【ラインナップ】

ハンブルガーSV(4ー1ー4ー1)
ポラースベック;酒井、パパドプロス、ファンドロンヘレン、サントス;シュタインマン(73分 エクダル);コスティッチ(75分 ヤッタ)、ホルトビー、ワルトシュミット(80分 アープ)、伊藤;ハント

シャルケ(3ー4ー1ー2)
フェアマン;スタンブリ、ナルド、ナスタシッチ(75分 ベンタレブ);ケーラー、ゴレツカ、マイヤー(46分 マッケニー)、カリジュリ;アリ;エンボロ(46分 ディサント)、ブルクスタラー